テニス肘
（上腕骨外側上顆炎）

姫路市の鍼灸整骨院一心堂には、テニス肘と診断され薬・注射やトリガーポイント・筋膜リリースなどを試したけど、なかなか良くならないと言われる方も多く来院されています。

そういった方が、当院の施術で改善するには理由があります。当院では、テニス肘に対して主に、関節運動学に基づいた手技や鍼灸を用いて改善に導きます。

ひとつでも当てはまるなら、姫路市北条梅原町の鍼灸整骨院一心堂へご相談ください。

「テニス肘」は、肘の外側から手の甲までの筋肉に沿って痛みを感じる症状であり、「上腕骨外側上顆炎」という正式名称の肘の病気です。

テニスプレイヤーに多いことから「テニス肘」と呼ばれていますが、日常生活での家事やパソコン操作で手首を反らす姿勢が長時間続くなどでも肘に負担が蓄積し、その結果発症することがあります。

症状が進行すると、日常生活に支障をきたす場合がありますので、早めの対処が重要です。

肘の外側にある上腕骨外側上顆には、手首を伸ばしたり反らしたりする筋肉（短橈側手根伸筋・長撓側手根伸筋・総指伸筋など）が付着しています。

これらの筋肉が過剰に引張られるなどで、筋肉の付け根にある腱(上腕骨外側上顆に付着）が損傷し炎症や痛みが出ます。

年齢を重ねると筋肉の柔軟性がなくなります。筋肉が硬くなると、手首や腕に掛かる負担が同じでも損傷しやすくなります。そのため、４０代以降の方がテニス肘を発症しやすいと言われています。

姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、丁寧なカウンセリングと検査で、あなたの「テニス肘」の痛みが以下のどちらに原因があるかを確認します。

①原因が肘の痛む部位とは別にあり、関連痛として肘周辺に痛みを感じている
②原因が肘の痛む部位そのものにある

背骨と肋骨を繋ぐ肋椎関節は、上肢（背部～指先）の症状に深く関係しています。

腕の上げ下げ、手首を回すなどの動きをする時、肋椎関節も連動して動いているのです。

あちこち通っても良くならない、長引くテニス肘による肘周辺の痛み・可動域制限は、痛む部位を優先して施術しても良い結果が出ないことが多いのです。

このような場合、第1～5肋椎関節や仙腸関節の機能異常が原因で、肘周辺に至る筋肉が過剰に引張られて起こる関連痛・放散痛によるテニス肘が非常に多いのです。

無理に動かすと、異常に収縮した筋肉の走行に沿った部位や筋肉の付着部(肘の外側）に痛みが生じる事が原因です。

当院では、肘自体に痛みを起こさせる原因がない場合、主に関節運動学に基づく手技で施術を行います。【SCJM法（AKA療法）】

肋椎関節・仙腸関節の機能異常を解消することで、肘の外側に付着する筋肉の過緊張を緩和し、関連痛・放散痛として起こる「テニス肘」の症状を緩和・改善に導きます。

肘の外側に痛みを起こす原因が、痛む部位の炎症やトリガーポイントなど（筋・筋膜に原因）にある場合は、鍼灸施術を主に行います。

この場合、頸背部の圧痛硬結・肘関節の圧痛硬結部位・前腕の伸筋で筋緊張が強い部位や、阿是穴（あぜけつ）と言われる痛みのある部位などに刺鍼します。

また、筋肉の緊張と痛みを緩和させ、鍼を使用することで炎症の緩和を促進させます。

※炎症の場合、微弱電流を用いた施術を行う場合もあります。

丁寧なカウンセリングと検査であなたの現在の状態を確認し、

①何を目的とした施術か

②軽減・緩和までの目安となる期間を丁寧に説明

し、納得して頂いてから施術を行います。

今ある肘の痛みの原因が、痛む部位にあるのか関連痛であるか、どの関節の機能異常で、どのように動き過ぎて起こったのかなど原因の仮定・特定を行います。

施術後に症状の軽減・緩和しているかの確認を行い、原因の特定・仮説を検証し、今後の施術方針を決定します。

テニス肘は安静期間が必要となります。

肘の外側に痛みが出る動きや重い物をもたないなど、再発の要因となる、日常生活の身体の使い方、姿勢などを控える様にして下さい。

また、次回のご予約も承っております。

あなたが、「もう治らない・・・かも。」と諦めているなら、姫路市の鍼灸整骨院一心堂で一緒に頑張ってみませんか？

もちろん、外科的な治療が必要など、残念ながら全ての肘の痛みや不調を改善する事は出来ません。

しかし、あなたと同様または、近いお悩みを過去の症例実績に基づき、全力を尽くします。辛い肘の痛みを一緒に良くしていきましょう。

当院の「SCJM法」は、主に指腹での僅かな圧で、ミリ単位関節を動かす手技です。

感じ方はそれぞれですが、バキバキや無理なストレッチ・強い指圧などは行いませんのでご安心ください。

「1回～2回の施術で、どんな症状でも治せます」を目的とした院ではありませんので、症状により異なります。

症例実績で言えば、

【肋椎関節の軽い捻挫由来】

症状が3割以下に落ち着く、初期施術（週１～2回程度）で3回前後

【軟部組織に損傷がある】

初期施術に5回以上が目安です。

その後は症状に応じた来院をご提案します。