【姫路市北条梅原町の鍼灸・整骨院】
鍼灸整骨院一心堂
〒670-0945 兵庫県姫路市北条梅原町231(姫路駅【南側】から徒歩24分)
1ヶ月以上続く、腰痛・肩・手足の「痛み」「しびれ」に悩むあなたを
関節運動学に基づいた施術で改善に導きます。
公開日 2021年12月27日
右側の首が痛む
50代 姫路市飾磨区在住 男性
1ヶ月ほど前から首に違和感があり我慢していた所、特に頭を後ろすると、右首の一部分に激痛と、右の首筋から右肩に掛けて筋肉が引っ張られるような感じの痛みで耐えられなくなったとの事で、姫路市の鍼灸整骨院一心堂に来院されました。
お仕事では、力仕事が比較的多く、重い物を持たれる事もあるそうです。
痛みが出ていた部位(再現)
頭を後ろに反らす動作をすると、右首の一部位に強い痛みが出るが、痛む部分を触ってもそんなに痛みを感じていない様子でした。
右第3肋椎関節の動きを指で押さえ制限すると、首の痛みが軽減する。
この事から、このケースの右首の痛みは、痛みのある部位に原因がなく、右肋椎関節(ろくついかんせつ)の機能異常による関連痛が主であると判断しました。
今回の右首の痛みは、関節機能異常が原因であるため、関節運動学に基づいた施術であるSCJM法を行うご説明をしました。
●頚椎椎間関節(首の骨と骨を繋いでいる)
●右側の肋椎関節(肋骨と背骨を繋がっている)
の関節機能異常に対して施術を行う。
首と肋骨を繋ぐ筋肉
【施術内容】
特に、右首に痛みを感じる部位(右の頚椎椎間関節)と、上から3.4番目の背骨と肋骨を繋ぐ関節(右肋椎関節)に生じた、関節機能異常がみられました。
3.4番目の右肋椎関節が、手や腕で重い物を持ったなどした際に、強く引き出される方向に引っ張られ、関節に機能障害を起こしていたと考えられます。
関節運動学に基づく施術であるSCJM法を用いて関節機能異常を改善させると、右首の痛みは2~3割程度にまで軽減しました。
肋椎関節の機能異常からの関連痛として、肋骨と右首を繋ぐ筋肉が異常収縮を起こし、右首に痛みを出させてたのです。
右首の痛みは、筋肉が引っ張られた先だったので、揉んでも全く改善しなかったと納得されました。
施術後は、頚椎と右肋椎関節でゆるんだ関節包(この中で骨が動く)が修復されやすいように、次回の施術まで首と右腕にあまり負荷をかける動作や体勢をしないことが重要だと説明をしました。
2回目の来院時の聞き取りで、初回の施術で右首の痛みは気にならない程度まで改善されているとのことでしたが、右首の痛みよりも、右腕のツッパリ感、重だるさを訴えられました。
今回の右首の痛みの原因である肋椎関節は、上肢(肩から指先まで)に関連痛を出すことが多いとの説明をさせて頂きました。
その上で、2回目以降の施術は、右の肋椎関節と右腕の症状を中心に行いました。
右首の痛みも肋椎関節が関係しているので、右肋椎関節の緩み(関節包の伸び)が元に戻るまでは、右腕などに無理な負荷を掛けない様心掛けてもらいました。
3回目で日常生活に支障がない程度まで回復されたので、以降はメンテナンスを提案して一旦様子見となりました。
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