交通事故の衝撃による
症状と悪化リスク

交通事故による衝撃は、さまざまな症状を引き起こします。

「忙しいからまた後で」「多分大丈夫だろう」など、症状を放置すると、長期的な痛み・不調などの健康問題に繋がることがあるので、早期の適切な治療が重要です。

症状1：むち打ち症（頚椎捻挫）

症状２：腰痛（腰椎捻挫）

症状３：頭痛

症状4：神経症状

症状5：関節痛

むち打ち症は、交通事故でも非常に多い症状の一つです。
首の筋肉や靭帯が損傷し、痛みや可動域の制限が生じます。

【むち打ち症の原因】

交通事故の衝撃で、頭が急に動き急激な首の前後運動によって引き起こされます。首の筋肉や靭帯、椎間板、神経・血管などに損傷を受けた状態です。

【症状】

急性期：
事故直後から数時間以内に痛みが発生します。首の痛み、コリ、可動域の制限、頭痛、肩や背中の痛みが典型的な症状です。

慢性期：
適切な治療を受けないと、症状が慢性化することがあります。慢性的な首の痛み、肩こり、頭痛、めまい、集中力の低下などがみられます。

むち打ち症を放置すると、以下のような症状が発生するリスクがあります。

【慢性痛】
初期の痛みが治まらず、慢性的な痛みに発展することがあります。これにより、日常生活に支障をきたす可能性があります。

【筋肉の緊張】
長期間放置すると、筋肉が緊張し、痛みやコリが慢性化します。

【神経障害】
神経の圧迫や損傷が悪化し、手足のしびれや感覚異常が生じることがあります。

【姿勢の悪化】
痛みを避けるために不自然な姿勢を取ることが増え、それが原因で姿勢が悪化し、さらに痛みを引き起こす悪循環に陥ることがあります。

腰痛（腰椎捻挫）は、交通事故の衝撃によって引き起こされる一般的な症状です。適切な治療を受けないと慢性化し生活の質に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

【腰椎捻挫の原因】

腰椎捻挫は、交通事故の際に、腰椎や周囲の筋肉が急激に引き伸ばされたり、捻じられたりすることで発生します。椎間板や関節、筋肉、靭帯などの損傷を起こします。

【症状】

急性期：
事故直後から数日以内に腰の痛み、筋肉のこわばり、可動域の制限が現れます。痛みは動作によって悪化し、安静にすると軽減することがあります。

慢性期：
適切な治療を受けないと、慢性的な痛み、筋肉の緊張、腰の可動域の制限が持続することがあるため、日常生活に支障が出る可能性があります。

腰椎捻挫を放置すると、以下のような症状が発生するリスクがあります。

【慢性痛】
腰椎捻挫を放置すると、日常生活や仕事に支障をきたす、慢性的な痛みに発展するリスクがあります。

【筋力の低下と柔軟性の喪失】
長期間の痛みと安静は、腰部の筋力低下と柔軟性の喪失を引き起こします。そのため、さらに腰痛が悪化する可能性もあります。

【神経障害】
腰椎捻挫が原因で神経が圧迫されると、足のしびれや感覚異常が生じることがあります。適切な治療を受けないと、神経障害が進行し、感覚麻痺や筋力低下が起こる可能性があります。

【原因と症状】

頭痛は、交通事故後に多くみられる症状です。交通事故の衝撃で頭部や首が傷つくことで発生し、脳震盪や頚椎損傷と関連しています。

頭痛の種類には、緊張性頭痛や片頭痛が含まれます。事故直後から７～１０日以内に現れることが多く、場合によっては数ヶ月続くこともあります。

【慢性的な頭痛】
治療を受けないと、頭痛が慢性化し、日常生活や仕事に支障をきたすことがあります。特に片頭痛や緊張性頭痛は、生活の質を大きく低下させる可能性があります。

【神経障害】
頭部や首の神経が損傷すると、手足のしびれや感覚異常が起こることがあります。適切な治療を受けないと、神経損傷が進行し、感覚麻痺や筋力低下が起こる可能性があります。​

【心理的影響】
持続する頭痛は、うつ病や不安障害のリスクを高めることがあります。

【原因と症状】

交通事故後の衝撃で神経が損傷されると、さまざまな神経症状が発生します。これには脳震盪、頭部外傷、脊髄損傷などが含まれます。

一般的な症状としては、手足のしびれ、感覚異常、筋力低下、視力や聴力の障害などがあります。

【慢性痛と感覚異常】
神経が損傷された場合、慢性的な痛みや感覚異常が生じることがあります。

【運動機能の低下】
神経損傷が進行すると、筋力低下や運動機能の低下が進行し、最悪の場合、麻痺に至る可能性があります。

【心理的影響】
持続する神経症状は、うつ病や不安障害を引き起こすリスクを高めます。

【原因と症状】

関節痛は、交通事故後に発生することが多い症状です。衝撃や外傷により関節が損傷し、炎症を引き起こします。

主に、痛み、腫れ、こわばり、可動域の制限などの症状が伴います。

【慢性痛】
関節の損傷を放置すると、慢性的な痛みに発展する可能性があります。

【関節機能の低下】
関節の機能低下や変形を引き起こし、長期的な障害をもたらすことがあります。

【神経障害】
関節周囲の神経が損傷されると、手足のしびれや感覚異常が生じることがあります。また、運動機能の低下や麻痺が進行する可能性もあります

交通事故の影響は、時間が経つにつれて明らかになることが多いので、初期の段階での適切な治療が大切です。交通事故後に身体に異変を感じた場合は、まずは速やかに病院で診断を受け、適切な治療を開始することをお勧めします。　

姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、患者様一人ひとりに合わせた施術計画を基に、改善まで全力でサポート致します。まずはお気軽にご相談ください。