【姫路市北条梅原町の鍼灸・整骨院】

鍼灸整骨院一心堂

〒670-0945 兵庫県姫路市北条梅原町231(姫路駅から車で約6分・駐車場有)

1ヶ月以上続く、腰痛・肩・手足の「痛み」「しびれ」に悩むあなたを
姫路市の鍼灸整骨院一心堂が、関節運動学に基づいた施術で改善に導きます。
「最後にたどり着く場所ではなく、“最初に相談できる”場所へ。」

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住所 姫路市北条梅原町231

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一般的な四十肩・五十肩
の治療法

長引く五十肩の痛みに悩む方へ

「注射をしても、リハビリを続けても良くならない…」
そんな方に多く見られるのが、『関節包の硬さ』が残っているケースです。

このページでは、整形外科で行われる一般的な治療法とその限界、また注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
※当院で行う関節包へのアプローチ(SCJM法)については、メインページで詳しく紹介しています。

一般的に行われる四十肩・五十肩の治療

保存療法(安静・痛み止め・湿布など)

「肩の痛みを感じて湿布を貼る中年男性。四十肩・五十肩の急性期には痛みのコントロールが優先され、過度な運動を避けることが推奨される(姫路市・鍼灸整骨院一心堂)」

炎症が強い時期には、まず痛みのコントロールが最優先です。


整形外科ではNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)や湿布が処方され、炎症を抑えながら自然経過を待ちます。


JOSPT 2020ガイドラインでも、急性期は過度な運動を避けることが推奨されています。

限界(要点)

  • 主目的は痛みの軽減であり、関節の硬さ(拘縮)を直接改善するものではない
  • 炎症が治まっても可動域の回復は自然治癒に依存する

注射・薬物療法(関節内注射・ステロイドなど)

四十肩・五十肩の治療で行われるステロイド注射やヒアルロン酸注射など、薬物療法のイメージ(姫路市・鍼灸整骨院一心堂)」

痛みや可動域制限が強い場合は、ステロイド注射ヒアルロン酸注射が行われます。

注射療法の特徴

  • ステロイド注射  :炎症と痛みを短期間で抑える
  • ヒアルロン酸注射 :関節内の潤滑を一時的に高める

限界(要点)

  • 短期間の鎮痛効果は期待できるが、長期的な可動域改善は限定的
  • 繰り返しても、関節包の硬さや癒着には届きにくい

物理療法(温熱療法・電気治療など)

「四十肩・五十肩の治療で使用される電気治療器の写真。温熱療法や電気刺激療法によって血流を促進し、痛みや筋緊張の緩和を目的とした物理療法のイメージ(姫路市・鍼灸整骨院一心堂)」

温熱療法や電気治療は、血流促進や筋緊張の緩和を目的に行われます。

血行が改善すると、痛みやこわばりが和らぎやすくなります。

 

日本整形外科学会でも、物理療法は補助的な治療と位置づけられています。

限界(要点)

  • 症状の緩和には有効だが、関節包の線維化そのものは改善しにくい
  • 単独での治癒促進効果は限定的とされる

運動療法(ストレッチ・可動域訓練など)

「四十肩・五十肩の患者に対し、施術者が腕の可動域を確かめながらストレッチを行う様子。炎症が落ち着いた後に行う運動療法・可動域訓練のイメージ(姫路市・鍼灸整骨院一心堂)」

炎症が落ち着いた後には、可動域訓練が重要です。
痛みを悪化させない範囲で行うのが基本です。

運動療法のポイント

  • 痛みを我慢せず、少しずつ可動域を広げる
  • 炎症期には強いストレッチや牽引は避ける
  • 段階的な進行が回復の鍵

限界(要点)

  • 炎症が残る時期に無理をすると、炎症が再燃するリスク
  • 拘縮が強い場合、運動療法だけでは改善しにくいことがある

一般的治療の限界|なぜ改善が止まるのか

「拘縮した肩関節のイラスト。関節包が硬くなって動きが制限されている様子を示し、四十肩・五十肩の痛みの原因が関節包の滑り(関節包内運動)の悪さにあることを説明する図(姫路市・鍼灸整骨院一心堂)」

炎症が落ち着いても、関節包の線維化や滑走不全(関節包の動きの悪さ)が残ると、痛みは減っても可動域が戻らないケースがあります。

また、痛みを避ける動作が続くと、肩周囲の筋肉や軟部組織がさらに硬くなり、「動かさないこと」が回復を妨げる要因にもなります。

 

さらに、肩甲骨や胸郭(体幹)の動きが制限されていると、肩関節だけを動かすリハビリでは十分に改善しないこともあります(一般論)。

五十肩にみられる整骨院・整体院での一般的な施術と注意点

「鍼を打つ手元の写真。四十肩・五十肩の急性期に、炎症や強い痛みを和らげる目的で行われる鍼治療の様子(姫路市・鍼灸整骨院一心堂)」

五十肩(肩関節周囲炎)では、整骨院や整体院でも症状に応じてさまざまな施術が行われています。


強い痛みがある時期(急性期)と、炎症が落ち着いた後(慢性期・回復期)では、施術内容が異なります。

 

急性期(痛みが強い時期)の対応

 

この時期は、無理な矯正や運動は逆効果になることがあります。
痛みを素早く和らげることを最優先に、以下のような施術が行われることがあります。

  • ハイボルト施術:高電圧の電気刺激で深部の炎症や神経の興奮を抑え、即効的に痛みを緩和
  • 鍼施術:経穴(ツボ)への刺激で、筋肉緊張緩和や血流改善を図り自然治癒力の向上を促す
  • 電気療法(干渉波・低周波など):筋肉の緊張を和らげ、炎症や痛みを抑える
  • 固定・安静指導:過度な動きを控え、痛みの悪化を防ぐ

注意点
炎症が残る段階での強いマッサージや肩の矯正は、症状を悪化させる可能性があります。
炎症期は「動かすよりも、まず鎮める」が基本です。

 

 

慢性期〜回復期(痛みが落ち着いてきた時期)の対応

 

痛みが和らいだら、肩の動きを取り戻すための施術が中心になります。

  • 手技療法:硬くなった肩まわりの筋肉や関節をやさしくほぐし、可動域の改善を図る
  • 筋膜リリース:筋膜や深層筋を緩め、肩の滑らかな動きを取り戻す
  • ストレッチ・運動療法:痛みのない範囲で肩を動かし、徐々に関節の動きを回復
  • 姿勢矯正:猫背・巻き方の改善など姿勢バランスを整え、肩への負担を減らす

限界(要点)

一時的に痛みが軽くなっても、関節包の硬さや体幹・肩甲骨の動きの悪さが残ると、再発しやすくなります。

五十肩の改善に向けて大切なこと

「左に肩の痛みを訴える女性と説明する医師、右に肩を上げて笑顔で動かす女性を描いたイラスト。四十肩・五十肩の『痛みを抑える時期』と『動きを戻す時期』の2段階を対比的に表現(姫路市・鍼灸整骨院一心堂)」

五十肩の回復過程は、「痛みを抑える時期」と「動きを戻す時期」に分けて考えることが大切です。


注射やリハビリ、電気施術などで炎症を抑えることは重要ですが、最終的な回復のカギを握るのは関節包や周囲組織の動きの回復です。

一般的な施術で痛みが軽くなっても、
関節包の動きが十分に戻らない場合、可動域が頭打ちになることがあります。

 

そのようなケースでは、関節包の滑走性を考慮した専門的アプローチが必要です。

詳しくは、当院の施術ページをご覧ください。

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このページを書いたのは、姫路市北条梅原町の鍼灸整骨院一心堂 院長・西川貴雄です。  

柔道整復師・鍼師・灸師の国家資格を持ち、17年以上の臨床経験を通じて、整骨院として一般的な施術に加え、関節機能の改善や鍼灸施術を組み合わせ、慢性的な腰痛や肩こり・しびれの改善をサポートしています。

国家資格柔道整復師鍼師・灸師

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