【姫路市北条・50代男性】

右手指のしびれと前腕の筋緊張の施術例

右手指のしびれと前腕の筋緊張

姫路市北条梅原町在住　50代　男性

数年前から右の人差し指と中指（手のひら側・親指側）にしびれがあり、原因は思い当たることがなく、ずっと気になっていたとのことでご来院いただきました。

しびれの強い部分（第2・3指）に触れると、筋肉の過緊張による痛みがありました。そこから前腕内側、上腕内側へと筋緊張が続いていたため、第2・3肋椎関節の機能異常による関連痛・神経圧迫が原因と仮説を立て、SCJM法による施術を行うことにしました。

検査では、第2・3肋椎関節に過剰に引き出されるような力がかかり、関節機能異常が起こっていることが確認されました。SCJM法で関節の動きを整えることで、上腕・前腕の筋緊張も改善され、それに伴い指のしびれも軽減。

ただし、数年にわたる症状のため、軟部組織の損傷もある程度重度と考えられ、日常生活でも再発しやすいことをお伝えしました。

初回施術後はしびれが軽減し、ご本人も変化を実感されていました。2回目来院時には、戻りはほとんどなく、初回の改善状態をキープ。　　思ったほど、軟部組織の損傷（ゆるみ）がなかった様子。

その後、2～3回目の施術でさらにしびれが軽減し、4回目にはほとんどしびれを感じない状態まで回復しました。5回目の施術をもって、経過良好のため様子見としました。

しびれは、時間がかかることが多いのですが、今回のケースは比較的症状が軽度でした。

今回のように、手指のしびれが数年続いている場合でも、原因が関節機能異常や筋肉の過緊張にあるケースでは、適切なアプローチで症状が改善することがあります。

「指先のしびれが取れない」「原因がわからない」とお悩みの方は、姫路市の鍼灸整骨院一心堂までご相談ください。