筋肉・筋膜が原因の腰痛

腰痛の原因は複数ありますが、このページでは「筋肉・筋膜が原因の腰痛」についての説明と、当院での改善方法をお伝えします。　

筋・筋膜性腰痛は、症状として圧痛や動作時に腰に沿った痛みはありますが、骨・関節などレントゲン上では異常は認められない筋肉や筋膜の炎症・損傷・疲労が要因として起こる腰痛です。

このタイプの腰痛は、筋・筋膜上にあるトリガーポイント、筋膜の捻じれなどにアプローチすることが効果的です。

などで、腰部に負担を掛けていると腰部の筋肉の緊張が強くなり、その状態が続くと血行不良や筋肉・筋膜が損傷して炎症を起こし、腰痛を引き起こす原因になります。

「筋拘縮・筋硬結」などの筋肉を押さえた時に感じる、コリコリした筋肉のしこり・塊の様なものにあるのが、筋筋膜性腰痛を引き起こす原因であるトリガーポイントです。

トリガーポイントは「痛みの引き金」を意味しており、トリガーポイントのある場所から離れた部位に関連痛として様々な症状を引き起こします。

腰周囲の痛みを引き起こす、代表的なトリガーポイントが生じる筋肉は、

などが挙げられます。

トリガーポイントは筋膜・筋肉だけでなく、筋肉が骨に付着する部位・靭帯・腱などにも発生します。

トリガーポイントを解消することで、腰痛の改善が期待できます。

筋膜とは、全身タイツのように体全体の筋肉を包む膜のことです。その筋膜の捻じれや硬直が原因でも腰痛・可動域制限が起こります

※筋膜は全身を包み込んでいるため、一部が癒着し引っ張られると離れた部位で痛みを感じる事があります。

ストレス・長時間の同じ姿勢などで筋肉の異常な収縮が起こることで表層の筋膜にシワが寄り(捻じれ）、スムーズに滑らなくなることで筋膜の萎縮・癒着が生じます。

表層の筋膜が癒着しているため、筋肉がスムーズに動かないことで腰痛や腰の凝り・可動域制限などが起こります。

腰部周辺で使い過ぎて過剰に緊張している筋肉を緩和させると共に、上手く使えていない弱った筋肉の強化を行い、バランスを整えます。

当院は「筋・筋膜性の腰痛」に対して、主にトリガーポイントにアプローチし、腰痛の原因となる筋肉の緊張緩和・筋膜の癒着を改善に導きます。

トリガーポイントは体の深部にあることが多く、指で押圧するよりダイレクトにアプローチできる鍼施術が効果的です。

また、慢性の筋・筋膜性腰痛には患部を温めて血行を促進する温熱療法も効果的です。

温熱吸引機器である「VIEWFIX]による施術では、筋膜を緩め癒着を改善するのに効果的です。

真空吸引とマルチ温熱を使うことによって、筋膜の萎縮・癒着を改善したり、圧力により血流やリンパの流れを促し、筋膜を正常な状態に戻す事で、「コリ」や「痛み」の改善を促進します。

その他の腰痛原因別に施術を行います。　
詳しくは下記をクリックしてください。

EMSを使用することで、運動習慣がない方でも効率良く体幹を鍛えることができます。

腰部への負担を減らすために、体幹の筋肉を鍛えることも必要です。運動習慣がなく、ご自身でトレーニングが続けられないと思われる方に最適です。

公開日2022年５月24日

更新日2023年11月25日