腰椎・仙腸関節が原因の腰痛

関節機能異常が原因の腰痛は、関節運動学に基づいた施術（AKA療法）でないと改善が困難です。

骨盤矯正・マッサージ・トリガーポイント療法などでも良くならない腰痛も、当院にお任せ下さい。

腰痛が関節によるものと推定されると、「姿勢や骨盤の歪みによりバランスが崩れ、筋肉に負荷がかかるため」という説明を聞くことがありますね。

しかし、実際に骨盤矯正やマッサージ・筋膜リリース・トリガーポイント療法を行っても改善しない腰痛は、痛みのメカニズムが異なるのです。

はっきりとした病名がない腰痛の多くは、仙腸関節の機能異常が原因です。

特に仙腸関節の機能異常がある場合、特定の腰の部位に痛みやしびれ、可動域の制限が起こります。これは関連痛や放散痛として表れるのです。

仙腸関節は、骨盤にある仙骨と腸骨を繋ぐ関節です。

強い周囲の靭帯により繋がっており、通常２～３mm程度しか動かない関節で、上半身の重さや衝撃を吸収しています。

この仙腸関節が、腰痛の原因として非常に多いのです。

重い物を持った、スポーツで腰を瞬間的に捻った、長時間座っていたなどで、仙腸関節が正常の可動域以上に動いたことで、周囲の靭帯(軟部組織）が伸びて関節に緩みがでます。

仙腸関節面の上部で、緩んで伸びた痛覚受容器でもある軟部組織が挟まれたことで、痛みが生じると共に、仙腸関節の機能的な異常が起こり、スムーズに関節が動かなくなります。

関節機能異常を起こすと、関節反射などで原因の仙腸関節から、弦が張ったように腰の一定経路の筋肉が異常な筋収縮状態を起こし、腰痛・ツッパリ感・しびれ・腰を曲げたり左右に捻ると「ここが痛くて動かせない」などの不調が起こります。

腰椎椎間関節が原因の腰痛は、

などが要因として挙げられます。

正常範囲以上に腰を捻ったり、反ったりすることで「痛覚受容器」のある、腰椎と腰椎を繋ぐ関節包や軟部組織を腰椎椎間関節に挟み込む事で腰痛が生じます。

当院は腰椎・仙腸関節が原因の腰痛に対し、主に関節運動学に基づいた手技を用いた施術であるSCJM法（AKA療法）を行います。

腰痛の原因となる機能異常を起こした、腰椎椎間関節・仙腸関節を、指先で触れる程度の力でミリ単位を操作し改善させる手技です。

関節に挟み込まれた軟部組織を外すと直後に、腰痛に関連する筋肉の異常な収縮が緩和し腰の痛み・可動域制限は消失・緩和します。

施術後は軟部組織の緩み・損傷はそのまま残っていますので、１回で完治するわけではありません。

軟部組織の緩みや損傷が回復し、関節の機能異常が起こらなくなるまでが施術期間となります。

その他の腰痛原因別に施術を行います。　
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公開日2022年５月24日

更新日2023年12月8日