姫路市の鍼灸整骨院一心堂です。今日は、多くの人がリラクゼーションの手段として取り入れているマッサージが、実は痛みの改善には不向きである理由についてお話したいと思います。鍼灸整骨院一心堂では、なぜマッサージではなく、特別な施術法を用いているか?その背景を理解して頂けると幸いです。
マッサージと痛みのメカニズム
まず、マッサージの基本的な効果について考えてみましょう。マッサージは、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、一時的なリラクゼーション効果をもたらします。これにより、ストレスや疲労感が軽減されることは多くの人が実感しています。
しかし、慢性的な痛みや関節の機能異常が原因で生じる痛みについては、マッサージだけでは根本的な改善が難しいのです。
痛みの原因とマッサージの限界
痛みの原因は多岐にわたりますが、特に慢性的な痛みの場合、筋肉だけなく関節や神経が関与していることが多いのです。例えば、仙腸関節や肋椎関節の機能異常が原因で起こる痛みは、単なる筋肉の緊張とは異なります。
関節包内の運動の異常が問題なので、表面的なマッサージでは対応できないのです。
また、マッサージによる一時的な筋肉の緩和は、痛みの根本原因を取り除くものではありません。むしろ、間違ったマッサージによって症状が悪化することもあるのです。
例えば、痛みを引き起こしている部位に過度な刺激を加えると、炎症が悪化する可能性があります。
鍼灸整骨院一心堂のアプローチ(SCJM法)
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、痛みの根本原因を解消するために、『SCJM法』という関節運動学に基づいた手技を採用しています。SCJM法は、医師が用いる「関節運動学的アプローチ(AKA博田法)」を基に改良を加えた手技で、仙腸関節や肋椎関節などの関節機能異常を改善するために開発されました。
SCJM法は、触れる程度の軽い力を用いて、関節の引掛りを外し関節包内運動の異常を改善します。この方法は、直接的な関節の動きの制限を改善したり、関連痛・放散痛として起こる筋スパズムと言われる、筋肉の異常な収縮状態、または筋肉が感覚神経を圧迫したことによって起こるシビレなど、根本的な痛みの解消に効果的です。
実際のケース
実際に当院で施術を受けた方の中には、長年の肩こりや腰痛に悩んでいた方が多くいます。例えば、50代の男性患者さまは、マッサージや整体に通っても一向に改善しなかった腰痛が、数回のSCJM法の施術で劇的に軽減しました。このようなケースから根本的な原因にアプローチすることの重要性がわかります。
長期間通っても改善しない場合は、違うアプローチで改善することも多いのです。
まとめ
マッサージはリラクゼーションや、一時的な筋肉の緊張緩和には効果的ですが、痛みの根本的な原因を解消するには不向きです。姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、患者さま一人ひとりの痛みの原因を丁寧に追及し、最適な施術を提供しています。もし、慢性的な痛みにお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
皆様の健康を心から願っています。次回のブログもお楽しみに!