姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。

肋間神経痛でお悩みの方はいらっしゃいませんか？胸や背中に刺すような痛みを感じ、呼吸や体の動きで症状が悪化することがあります。今回は、肋間神経痛の原因と症状、そして関節運動学的手技を用いて肋骨の動きを整え、痛みを改善する方法について詳しくご紹介します。

肋間神経痛は、肋骨の間を走る肋間神経が何らかの原因で刺激や圧迫を受け、痛みが生じる状態です。

主な症状は以下の通りです。

 

●鋭い刺すような痛み：胸や背中、脇腹にかけて感じられます。

●痛みの増悪：呼吸、咳、くしゃみ、体のひねりで痛みが強くなります。

●感覚異常：皮膚の感覚が鈍くなったり、ピリピリとしたしびれを感じることがあります。

①姿勢不良

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、猫背や前かがみの姿勢が続くと、肋骨周囲の筋肉が緊張し、肋間神経を圧迫します。

 

②筋肉の緊張

ストレスや運動不足により、胸や背中の筋肉が硬くなると、神経への圧迫が生じます。

 

③外傷

転倒や打撲による肋骨の損傷や、筋肉の炎症が原因となることがあります。

 

④帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化により、肋間神経に沿って強い痛みが生じます。

関節運動学的手技は、関節の動きや機能を科学的に分析し、正常な可動域を取り戻すための施術法です。このアプローチにより、筋肉や関節のバランスを整え、神経への圧迫を軽減します。

●肋骨の動きを改善

肋骨と背骨の関節（肋椎関節）の動きを正常化し、呼吸に伴う肋骨の動きをスムーズにします。

 

●筋肉の緊張を緩和

胸郭周囲の筋肉の緊張を緩和し、筋膜の癒着を解消することで、神経への圧迫を減らします。

 

●姿勢の改善

背骨のアライメントを整え、正しい姿勢を維持できるようサポートします。

 

●神経機能の回復

神経伝達を正常化し、痛みやしびれの症状を軽減します。

① 詳細な評価

　　●関節可動域テスト：肋骨や背骨の動きを評価します。

　　●筋力・柔軟性チェック：関連する筋肉の状態を確認します。

 

②手技による施術

　●肋骨モビライゼーション

　　肋骨と背骨の関節に対し、優しい手技で動きを改善します。

 

　●筋膜リリース

　　緊張した筋肉や筋膜をほぐし、血流を促進します。

 

③自宅でのセルフケア指導

　●ストレッチ

　　胸や背中の筋肉を伸ばすストレッチを指導します。

　●姿勢の維持

　　日常生活での正しい姿勢のポイントをお伝えします。

 

【注意点】

●痛みが強い場合や、帯状疱疹の疑いがある場合は、早めに医療機関を受診してください。

●自己判断で無理な運動を行うと、症状が悪化する可能性があります。

 

 

最後に

肋間神経痛は、日常生活に大きな支障をきたす辛い症状ですが、適切なアプローチで改善が可能です。関節運動学的手技を用いて肋骨の動きを整えることで、痛みの原因に直接働きかけます。

姫路市で肋間神経痛にお悩みの方は、ぜひ「鍼灸整骨院一心堂」にご相談ください。