姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。

「歩いているとお尻の片側だけがズキッと痛む」「座っていても片側だけ違和感がある」――そんな症状を感じていませんか？
実はその痛み、**筋肉疲労や坐骨神経痛だけでなく、“仙腸関節の機能バランス”**に原因がある可能性もあるのです。

仙腸関節は、骨盤の中央にある「仙骨」と左右の「腸骨」の間にある関節です。
この関節は、わずか数ミリしか動かない非常に小さな動きを持っていますが、体の重心バランスや下半身の動作を安定させる役割を果たしています。

仙腸関節に何らかの“引っ掛かり”や“ロッキング”が起きると、骨盤が左右非対称に動きはじめます。
すると、歩行や立ち座りの動作でどちらかの筋肉や神経に負荷が偏り、お尻の片側だけが痛む、という状態になるのです。

● 長時間の座り姿勢
● 片足重心の立ち方
● いつも同じ方にカバンを持つ習慣

こういった日常のクセが、知らず知らずのうちに仙腸関節の機能に影響を与えているケースもあります。

仙腸関節のわずかな機能異常は、関節包内運動を阻害することがあります。
それに伴い周囲の筋肉が緊張し、関連痛としてお尻や太ももの外側、場合によっては足先にかけて違和感やしびれが出ることも。

この段階で放置してしまうと、痛みが慢性化したり、歩行バランスが崩れて腰や膝にまで不調が広がるケースもあります。

姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、このような片側のお尻の痛みに対して、

• SCJM法（関節運動学に基づいた手技）により、仙腸関節やその周囲の関節機能を丁寧に確認し、引っ掛かりを解除

• 痛みの根本にアプローチしながら、骨盤の安定性を高める施術

• 必要に応じて、JOYトレ（複合高周波EMS）による体幹強化で再発防止もサポートします

また、鍼灸施術によって自律神経や血流のバランスを整え、緊張が続いている筋肉のこわばりを和らげることで、より深い回復を目指します。

「なんとなく片側だけ痛むけど、歩けるから放っておこう」と思っていませんか？
体は正直です。早めの調整が、長引く痛みを防ぐカギになります。

気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。