
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「最近、なんだか呼吸が浅い気がする」「息が吸いにくくて疲れやすい」
そんな症状を感じている方、それは単に呼吸だけの問題ではないかもしれません。
実は、呼吸の浅さと体幹の弱さ・姿勢の崩れは、お互いに影響し合っている可能性があるのです。
呼吸と姿勢は相互に関係している?
普段何気なくしている呼吸ですが、深く息を吸って吐くためには、肋骨の動きや横隔膜・腹筋群、背筋などの体幹を構成する筋肉がスムーズに働く必要があります。
しかし、猫背や前かがみの姿勢が習慣化していると、
・胸郭(肋骨まわり)がうまく広がらない
・横隔膜がしっかり動かない
・腹部の筋肉が使われず、呼吸が浅くなる
といった状態に。
すると酸素の取り込み量が少なくなり、全身に“なんとなくの不調”を感じやすくなります。
呼吸が浅い状態が続くと…
呼吸が浅い状態が続くと、酸素が行き渡りにくくなり、自律神経のバランスが乱れやすくなるとも言われています。
これが、疲れやすさ・眠りの浅さ・集中力の低下などにつながることも。
さらに、使われない体幹の筋肉が徐々に弱まり、姿勢を保つ力も低下してしまうため、「疲れやすい」「長時間座っていられない」といった状態を感じるようになる方もいます。
一心堂でのアプローチ:呼吸と姿勢を同時に整える
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、呼吸のしづらさや姿勢の崩れに対して、次のような方法でアプローチしています。
◉ 肋椎関節や胸郭まわりの調整(SCJM法)
背中の関節(特に肋骨と背骨をつなぐ肋椎関節)が硬くなっていると、呼吸が浅くなりやすくなります。
関節運動学に基づいたSCJM法で、こうした部位の引っ掛かりを解除し、肋骨の動きやすさを引き出します。
◉ ツボ刺激による自律神経・呼吸のサポート
呼吸と関わる筋肉や神経に関するツボに鍼灸でアプローチすることで、過緊張した筋肉をゆるめ、息のしやすさを助けることができます。
◉ JOYトレでの体幹サポート
姿勢を保つ筋力が低下している方には、複合高周波EMS「JOYトレ」を活用した体幹トレーニングも行っています。無理なく寝たままで、深層筋まで刺激できるので、呼吸時の安定性も高まりやすくなります。
「深い呼吸がしづらい」と感じている方へ
呼吸と体幹、そして姿勢は、すべてつながっています。
「姿勢が悪いから呼吸が浅くなる」だけでなく、「呼吸が浅いことで姿勢が保てなくなる」ということもあるのです。
何気ない息づかいの変化が、体の深部からのサインかもしれません。
気になる方は、早めの調整をおすすめします。