
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ
「座っていて立ち上がる瞬間に膝がズキッと痛む」そんな経験はありませんか?
・椅子から立ち上がるときに膝にピリッと痛みが走る
・歩き出す最初の一歩が不安で、つい手をついてしまう
・動いているうちにマシにはなるが、また座ると戻る
このような症状は、関節や筋肉の炎症と思われがちですが、実は関節の“初動(動き出し)”の不具合=関節機能異常が関係しているケースが少なくありません。
特に膝は、立ち上がる・しゃがむ・歩くなど日常動作のスタートで酷使されやすく、微妙な引っかかりが痛みにつながることがあるのです。
「初動での膝の痛み」=関節の滑りや回旋がうまく出ていないサイン
膝関節はただ曲げ伸ばしするだけでなく、動作の中で滑り・回旋・引き込みといった微細な関節運動が必要です。
特に「動き始め」の瞬間には、これらの動きがスムーズに連動することが求められます。
しかし――
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長時間同じ姿勢で関節がこわばっている
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骨盤や股関節の動きが悪く、膝だけに負担が集中
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過去のケガや加齢により、関節内部の滑走性が低下している
こういった状態では、関節の初動で“引っ掛かり”が起こり、痛みや突っ張り・不安定感につながるのです。
セルフチェック
以下のような特徴がある方は、「関節の初動」に問題がある可能性があります。
✅立ち上がる瞬間だけ膝が痛い(動いているうちに楽になる)
✅ 椅子から立つときに、手をつかないと不安
✅ 階段の上り始めで膝に違和感がある
このような症状がある場合、膝の“可動域”よりも“動き出しの質”に注目する必要があります。
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のアプローチ
当院では、「動き出しの膝の痛み」に対して、関節の引っ掛かり(関節包内運動の異常)と連動性の調整を重視して施術を行っています。
◉ SCJM法で膝関節の初動不全を解除
SCJM法(関節運動学に基づいた手技)を用いて、膝関節内部の微細な“引っ掛かり”や“滑りのズレ”をピンポイントで調整します。
また、膝に影響する股関節や骨盤の連動障害も同時に整えることで、動き出しの滑らかさが戻りやすくなります。
◉ 鍼灸+ソーマダインで筋緊張・神経バランスを整える
初動の痛みは、筋緊張や神経過敏による反応として現れることもあるため、鍼灸によるツボ刺激と微弱電流治療器「ソーマダイン」を併用し、関節まわりの緊張・反応性を穏やかに調整します。
まとめ|「立ち上がりの膝の痛み」は“動き出しの異常”を見直すチャンス
膝の不調は、「歩く」「曲げる」といった動作中よりも、「立ち上がる」や「踏み出す」といった動き始めの瞬間にあらわれることが多いのが特徴です。
それは、身体が“ここに問題がある”と教えてくれているサインとも言えます。
姫路市で「立ち上がりの膝の痛みが気になる」「だんだん悪化してきた」とお悩みの方は、ぜひ一度、一心堂にご相談ください。