姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ

「あぐらをかくと股関節がつまって痛い」
「左右どちらかの股関節だけ違和感がある」
そんな症状でお困りではありませんか？

 

多くの方は「股関節が硬いから」と思われますが、
実は“骨盤（特に仙腸関節）”の動きが悪くなっていることが関係している場合があります。
股関節は骨盤と一体で動く関節。
そのバランスが崩れると、股関節に「つまる」「引っかかる」ような違和感が出やすくなります。

① 骨盤（仙腸関節）の動きの制限

股関節を開くとき、骨盤はわずかに後ろへ倒れながら動きます。
このとき仙腸関節の動きが硬くなっていると、股関節の可動が制限され、無理に動かそうとした際に「つまる」感覚が出ます。

 

② 股関節の滑りの悪化（関節包内運動の低下）

股関節はボールのような形状で、骨盤側のくぼみに滑りながら動きます。
この“関節包内の滑り”が悪くなると、可動域が狭くなり、屈曲や外旋時にひっかかるような痛みを感じます。

 

③ 筋肉の緊張やアンバランス

骨盤や股関節の動きが偏ると、お尻の筋肉（中臀筋・梨状筋など）が過剰に緊張し、関節の可動をさらに妨げる悪循環が生まれます。

・お尻のストレッチ

痛みが出ない範囲で、片膝を立てて反対の足を軽く抱えるように伸ばします。
骨盤と股関節を同時に動かすイメージでゆっくり行いましょう。

 

・骨盤の前後運動

椅子に座り、骨盤をゆっくり前後に動かします。
「倒す・戻す」を繰り返すことで、仙腸関節の可動が促されます。

 

・座り方を見直す

深く座りすぎて背中を丸めると骨盤が後傾します。
骨盤を立てる意識で座ると、股関節への負担が減ります。

姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、
股関節だけでなく、仙腸関節の動きを含めて原因を分析します。

• SCJM法で股関節・仙腸関節のわずかな引っかかりを調整

• 鍼灸施術で周囲の筋緊張を和らげ、関節の動きをサポート

• 動作指導で、骨盤と股関節がスムーズに連動する座り方・立ち上がり方を指導

 

「股関節の硬さ」だけをほぐすのではなく、
動きを生み出す“軸”である骨盤を整えることで、
あぐらでも痛みやつまり感が出にくい体に導きます。

 

【まとめ】

あぐらをかくと股関節がつまる原因は、
股関節そのものよりも、骨盤（仙腸関節）の動きが悪くなっていることが多く見られます。

 

関節の動きを整えることで、
股関節は自然にスムーズに動くようになります。
痛みや違和感を我慢せず、早めに関節の状態を整えることが大切です。

 

鍼灸整骨院一心堂では、股関節や骨盤の動きを整え、
あぐらや正座がしづらいといったお悩みに対応しています。