姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ
「姿勢に気をつけているのに腰が良くならない」
「常に背筋を伸ばすよう意識している」
「気を抜くと“姿勢が悪い”と感じてしまう」
慢性腰痛の方ほど、こうした “姿勢への強い意識” を持っていることが少なくありません。
一見すると良いことのように思えますが、実はこの “意識しすぎ” が腰痛を長引かせている ケースも多くあります。
「良い姿勢=腰に良い」とは限らない
一般的に言われる「良い姿勢」は、
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背筋を伸ばす
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胸を張る
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腰を立てる
といったイメージが強いですが、これを 一日中キープしようとする こと自体が、腰にとっては大きな負担になる場合があります。
人の体は本来、動きながら姿勢を微調整する構造 になっています。
姿勢を意識しすぎることで起こる問題
① 腰椎が常に緊張し続ける
「腰を丸めないように」
「反らないように」
と意識し続けると、腰椎まわりの筋肉は ずっと力が入った状態 になります。
すると、
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リラックスできない
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血流が落ちる
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重だるさが抜けない
といった 慢性的な違和感 が生じやすくなります。
これは“悪い姿勢”よりも動かない姿勢を保ち続けること が問題になっている状態です。
② 本来動くべき関節が動かなくなる
姿勢を固定しすぎると、
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骨盤
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仙腸関節
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股関節
といった 腰を助けるはずの関節 が動かなくなります。
その結果、本来は分散されるはずの負担が腰椎だけに集中 してしまいます。
「姿勢を意識しているのに腰がつらい」という方は、このパターンが非常に多いです。
③ “正しい姿勢”を保つこと自体がストレスになる
慢性腰痛の方の中には、
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姿勢が崩れるのが怖い
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少し丸まると不安になる
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無意識でも力が入ってしまう
という心理的な緊張を抱えている方も少なくありません。
この 無意識の緊張 が、腰の回復を妨げる要因になることもあります。
慢性腰痛の改善に必要な視点
慢性腰痛で大切なのは、「良い姿勢を保つこと」ではなく、
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腰に負担が集中しない動き方
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関節が自然に役割分担できる状態
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力を抜いても安定する体
を作ることです。
姿勢は「作るもの」ではなく、結果として整ってくるもの という考え方が重要です。
当院での考え方と対応
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、慢性腰痛の方に対して
「姿勢を正しましょう」とは安易にお伝えしません。
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骨盤・仙腸関節・股関節が自然に動いているか
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腰椎が“支え役”になりすぎていないか
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無意識に力が入る動作がないか
を評価したうえで、
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SCJM法で関節の動きを回復
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鍼灸で過剰な緊張を緩和
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“頑張らなくても安定する状態”へ導く
ことを重視しています。
「姿勢を意識しなくても楽」この状態こそが、慢性腰痛改善の目標です。
【まとめ】
慢性腰痛の方ほど、
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姿勢を意識しすぎている
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動きを止めてしまっている
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腰だけで支えようとしている
という状態に陥りやすくなります。
腰痛改善に必要なのは、正しい姿勢を頑張ることではなく、腰が頑張らなくて済む体の使い方 です。
「姿勢に気をつけているのに良くならない」という方は、一度“姿勢への意識”を手放す視点も大切かもしれません。