姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ
「腰をひねるのが怖い」
「痛くなりそうで、動かすのを無意識に避けてしまう」
「以前ぎっくり腰をしてから、ひねり動作が不安」
このように、“痛み”よりも“怖さ”が先に出る腰の状態は、慢性腰痛の方に非常に多く見られます。
実はこの“怖さ”は、気のせいでも、弱っているからでもなく、関節が自分を守ろうとして起こす「防御反応」 であることが少なくありません。
痛みが出ていなくても、体は「危険」を察知する
体には、関節や靱帯、関節包の中に「これ以上動くと危ない」という情報を感知するセンサーがあります。
これらが刺激されると、
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痛みが出る前に
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動きを制限する
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筋肉を固めて守る
という反応が起こります。
つまり、ひねると怖くなる=関節が“守りモード”に入っている状態 と考えることができます。
関節の防御反応が起こる主な背景
① 関節の動きが不安定・ぎこちない
腰をひねるとき、
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胸椎
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仙腸関節
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股関節
がスムーズに連動していれば、腰椎に過度な負担はかかりません。
しかしどこかの関節の動きが悪いと、腰椎だけに急な回旋ストレスが加わり、
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「これ以上は危ない」
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「また痛めるかもしれない」
という防御反応が起こります。
② 過去の痛み経験が防御反応を強めている
過去に、
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ぎっくり腰
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急な痛み
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強い違和感
を経験していると、体はその動きを「危険な動き」として記憶します。
すると、
同じようなひねり動作をしようとした瞬間に、
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痛みが出る前から
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筋肉が固まる
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動くのが怖くなる
という反応が出やすくなります。
③ 実際の痛みより「動きの不安定さ」が問題のことも多い
防御反応が強く出ている場合、
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押してもそれほど痛くない
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じっとしていると問題ない
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でも動かすと怖い
という状態になることがあります。
これは、痛みそのものより、関節の動きが安定していないことが体にとっての“危険信号”になっているためです。
防御反応が続くと起こりやすい悪循環
防御反応が続くと、
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動かさない
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さらに関節が硬くなる
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ますます怖くなる
という悪循環に入りやすくなります。
結果として、
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腰がどんどん動かなくなる
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日常動作が制限される
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慢性的な違和感が残る
といった状態につながります。
大切なのは「怖さを無理に消そうとしない」こと
「怖いから動かさない」
「怖いから鍛える」
どちらも、関節の防御反応が強い状態では逆効果になることがあります。
大切なのは、
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どの関節が
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どの動きで
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どこを守ろうとしているのか
を見極め、安心して動ける状態を少しずつ作ることです。
当院での考え方と対応
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、「ひねると腰が怖い」という症状に対して、
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痛みの有無だけ
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筋肉の硬さだけ
で判断することはありません。
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胸椎・仙腸関節・股関節の動き
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腰椎に防御反応が出ている理由
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どの動作で不安定さが出るのか
を評価したうえで、
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SCJM法で関節の微細な動きを整え
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鍼灸で過剰な防御反応を緩め
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「怖くなく動ける感覚」を回復させていきます
「動かしていないのに安心できる」
「ひねっても大丈夫だと感じる」
この変化こそが、防御反応が和らいだサインです。
【まとめ】
ひねると腰が怖くなるのは、気持ちの問題ではなく、関節が体を守るために起こしている“防御反応”であることが多くあります。
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関節の動きが不安定
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過去の痛み経験
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動きの連動不足
これらが重なると、痛みが出る前に“怖さ”として現れます。
「ひねるのが怖い」
「また痛めそうで不安」
という方は、腰そのものではなく 関節の安心感 を取り戻すことが、改善への近道です。