姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ
「腰がつらくて湿布を貼っているけど、あまり変わらない」
「ストレッチはしているのに、すぐ元に戻る」
「やらないよりマシだけど、改善した感じがしない」
このような声は、実際によく聞かれます。
湿布やストレッチ自体が悪いわけではありません。
ただし、効きにくい腰痛には共通した背景 があることが少なくありません。
湿布やストレッチが“効く腰痛・効かない腰痛”
腰痛には大きく分けて、
✅筋肉の使いすぎが主体のもの
✅関節の働き方が乱れているもの
があります。
前者では、湿布やストレッチで血流が改善し、一時的に楽になることもあります。
しかし後者の場合、筋肉をケアしても、原因そのものが残ったまま になることがあります。
SCJM視点で見る「効かない理由」
SCJM法では、
腰痛を 筋肉単体の問題 として見ません。
重要なのは、
・どの関節が本来の役割を果たせていないか
・動きの支点がどこで失われているか
という点です。
例えば、
・仙腸関節の微細な動きが出ていない
・股関節がうまく使われていない
・胸椎が動かず腰が代償している
この状態では、腰の筋肉は 結果として緊張しているだけ になります。
そのため、湿布で冷やしてもストレッチで伸ばしても動けばまた同じ負担がかかり、「変わらない」と感じやすくなります。
なぜ“やった直後は少し楽”なのか
湿布やストレッチをすると、
・感覚が一時的に変わる
・筋緊張がその場で緩む
ため、直後は軽くなった感じ が出やすくなります。
しかし、動きの支点が戻っていない関節の役割分担が変わっていない場合、日常動作で再び腰が頑張らされ、すぐ元の状態に戻ってしまいます。
放っておくとどうなる?
「効かないけど、とりあえず続ける」という状態が続くと、
・腰をかばう動きが定着する
・関節の働きがさらに偏る
・腰への集中負担が増える
といった変化が起こります。
やがて、慢性的な腰の重だるさ同じ不調の繰り返し対処しているのに良くならない不安につながることもあります。
当院での評価と対応
「湿布やストレッチで変わらない腰痛」に対して、
・どの関節の働きが低下しているか
・腰が代償的に使われている動作は何か
・動きの連動がどこで崩れているか
を丁寧に評価します。
SCJM法で、本来支点として働くべき関節の微細な動きが妨げられている状態を整え、腰への負担が集中しない体の使い方へ導きます。
鍼灸を併用する意味
関節の働きが乱れている状態では、腰の筋肉に防御反応としての緊張が残りやすくなります。
鍼灸では、
・過剰な筋緊張を緩和
・神経の興奮を落ち着かせる
・関節の動きを受け入れやすい状態をつくる
【まとめ】
湿布やストレッチで変わらない腰痛には、
・原因が筋肉だけではない
・関節の働き方に問題がある
・腰が代償的に頑張らされている
といった背景があることがあります。
「効かない=体質」
ではなく、“どこを見直すべきか”が違っているだけというケースも少なくありません。
対処しているのに変わらないと感じたときこそ、腰そのものではなく 動きの仕組み に目を向けることが大切です。