「そのうち慣れると思っている」
「痛みが強くないから様子見している」
「使えないわけではないし、大丈夫そう」
指や手首の違和感がある方の多くが、この段階で一度、様子を見る選択をされます。
ですがこの“違和感だけの時期”は、体の使われ方が変わり始めているサインであることが少なくありません。
違和感の段階で体の中では何が起きているか
この時期の体では、
・痛みを出さないように力を調整している
・無意識に使い方を変えている
・支えを末端(指・手首)に集めている
といった変化が起こっています。
本人の感覚では「まだ大丈夫」でも、体の中ではすでに“回避動作”が始まっている状態です。
放置した場合に起こりやすい変化
① 指や手首をかばう使い方が固定される
違和感が続くと、
・使う指が偏る
・力を入れる方向が限定される
といった使い方が定着します。
これにより、一部の関節や筋に負担が集中しやすくなります。
② 手首だけでなく、前腕・肘に広がる
指や手首をかばう状態が続くと、
・前腕の張り
・肘の違和感
・物を持つときの不安定感
といった形で、症状が上流に広がる ことがあります。
「最初は指だけだったのに…」というケースは、決して珍しくありません。
③ 「慣れた=改善」と勘違いしやすい
放置していると、
・違和感に慣れる
・動作を工夫して避ける
ことで、不調を感じにくくなることがあります。
しかしこれは、改善ではなく体が不自然な使い方に適応した状態であることが多いです。
この状態が続くとどうなる?
さらに時間が経つと、
・細かい作業が疲れやすくなる
・長時間使うと一気に不調が出る
・別の部位(肩・首)にも影響が出る
といった変化につながることがあります。
この段階になると、「いつからこうなったのか分からない」と感じる方も増えてきます。
当院が“違和感の段階”を重視する理由
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、強い痛みが出てからではなく、違和感・不安感の段階 をとても重要なサインとして捉えています。
SCJM法で、
・指や手首が支点になりすぎていないか
・本来支えるべき関節が機能しているか
を評価し、負担が固定される前の調整 を行います。
必要に応じて鍼灸を併用し、防御反応や無意識の力みを和らげていきます。
【まとめ】
指や手首の違和感は、
・「まだ大丈夫」と放置する
・「今のうちに整える」
で、その後の経過が変わりやすい状態です。
痛みが強くなってから対処するより、違和感の段階で体の使われ方を見直す ことが、不調を長引かせないための近道になることがあります。