姫路市北条梅原町の鍼灸整骨院一心堂です。今回は腰痛の原因として注目される仙腸関節について詳しくお話したいと思います。 その原因がどこにあるのか?そして、どのように対策を講じるべきかご存知でしょうか?今日は、その答えを一緒に探っていきましょう。
仙腸関節とは?
まず、仙腸関節について簡単に説明します。仙腸関節は骨盤の後ろ側に位置する関節で、仙骨と腸骨をつないでいます。この関節は、体の動きを支え、衝撃を吸収する重要な役割を果たしています。そのため、日常の動作や運動の中で仙腸関節は常に負担を受けているのです。
仙腸関節が腰痛を引き起こすメカニズム
仙腸関節の機能異常が腰痛を引き起こすメカニズムについて説明します。仙腸関節が正常に機能しないと、関節周囲に炎症や痛み・腰部の筋緊張を引き起こします。
以下に「JCHO仙台病院日本仙腸関節・腰痛センター」の総説のまとめを引用します。
仙腸関節由来の腰痛の発生メカニズムとして, 仙腸関節の不適合による機能障害が多く,衝撃吸収 装置としての働きができなくなると,異常を知らせ るアラームとして痛みを発する.
「引用」 仙腸関節の発生・慢性化のメカニズム 黒澤大輔・村上栄一 JCHO仙台病院日本仙腸関節・腰痛センター
鍼灸整骨院一心堂のSCJM法による改善方法
鍼灸整骨院一心堂では、仙腸関節の機能異常による腰痛を改善するために、関節運動学的アプローチ(AKA)を基に改良加えた「SCJM法」を用います。
SCJM法は、触れる程度の軽い力で、仙腸関節の引掛りを外し、関節包内運動を正常に導きますので、お子様やシニアの方でもリラックスして受けて頂けます。仙腸関節の機能異常が解消されれば、瞬時に腰痛に繋がる筋緊張などが緩み、痛みが消失・緩和します。
自宅で出来る仙腸関節のケア
仙腸関節のケアは、日常生活の中でも取り入れることができます。
以下の簡単なストレッチも試してください。これらのストレッチは、仙腸関節の柔軟性を高めます。
【膝を抱えるストレッチ】
仰向けに寝て、片膝を胸に引き寄せます。この状態で20秒間保持し、反対側も同様に行います。これを3セット繰り返します。
【骨盤の前傾・後傾運動】
床に座り、骨盤を前後にゆっくりと動かします。この動作を20かい繰り返します。
まとめ
仙腸関節の機能異常は、腰痛の大きな原因の一つです。しかし、適切なケアと施術を受けることで、痛みを軽減し快適な日常生活を取り戻すことが出来ます。姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、皆さま一人ひとりに合わせた最適な施術を提供しています。腰痛にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。皆様の健康を心から願っています。