姫路市の鍼灸整骨院一心堂です。今回は、突然の激痛で動けなくなることもある「ぎっくり腰」についてお話します。まずは、ぎっくり腰の症状と原因について詳しく見ていきましょう。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰は、急性腰痛とも呼ばれ、腰部に突然強い痛みが生じる症状です。重い物を持ち上げたり、急な動作をしたりする際に発生することが多く、その痛みのために動けなくなることもしばしばです。
【ぎっくり腰の症状】
①突然の激痛:腰部に激しい痛みが生じ、立ったり座ったりすることが難しくなります。
②動作制限:痛みのために腰を動かすことが困難になり、体をまっすぐに保てない場合があります。
③筋肉のこわばり:痛みに伴い、腰の周囲の筋肉が硬直し、動作がさらに制限されます。
④炎症:痛みの部位に炎症が起こり、腫れや熱感を伴うことがあります。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰の原因は様々ですが、主な要因は、
【不適切な姿勢や動作】
①重い物を持ち上げる:急に重い物を持ち上げようとした際、不適切な持ち上げ方した場合に発生しやすいです。
②急な動作:急に体を捻ったり、前かがみの姿勢から急に立ち上がったりすると、腰に過度な負担が加わります。
【筋力の低下】
腰や腹部の筋力が低下すると、腰に過度な負担が掛かりやすくなる。
①運動不足:日常的に運動をしていないと、筋力が低下しやすい
②加齢:年齢を重ねることで筋肉量が減少し、腰の支えが弱くなります。
【ストレスと疲労】
長時間同じ姿勢を続けるなどで、腰に慢性的な負担が加わる
①デスクワーク:長時間のデスクワークや運転で同じ姿勢を続けると、腰に負担が掛かります
②疲労の蓄積:休息不足や過労により、筋肉が疲労しやすくなります。
【突発的な外力】
突発的な外力によって腰に過度な負担が加わる
①転倒:不意の転倒や事故によって腰を強打することがあります。
②スポーツ:スポーツ中のアクシデントで腰を痛めることがあります。
最後に
ぎっくり腰は、誰にでも起こり得る非常に痛みの強い症状です。しかし、正しい知識と予防策を知ることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。次回は、ぎっくり腰の予防策と具体的な施術法について詳しくお話ししたいと思います。