
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「朝起きたときに手や指がこわばる…」
「膝や肘がスムーズに動かず、ぎこちない感じがする…」
「体を動かし始めると少しマシになるけど、また硬くなる…」
このような関節のこわばりは、更年期の女性に多くみられる症状のひとつです。
更年期はホルモンバランスの変化によって体にさまざまな不調が現れる時期ですが、関節のこわばりもその影響を受けることがあります。
今回は、更年期における関節のこわばりの原因と、自宅でできるセルフケアについて詳しく解説します!
更年期に関節のこわばりが起こりやすい理由
更年期になると、女性ホルモン(エストロゲン)が減少し、関節や筋肉に影響を及ぼすことがあります。
【エストロゲンの減少が関節に与える影響】
✅ 関節を滑らかに保つコラーゲンの減少
✅ 関節のクッションである軟骨の弾力性が低下
✅ 関節周囲の筋肉が硬くなり、可動域が狭くなる
これらの変化により、朝起きたときや長時間動かさなかった後に、関節のこわばりを感じやすくなるのです。
【血流の低下による影響】
✅ 更年期は自律神経の乱れが起こりやすい
✅ 血流が滞りやすくなり、関節や筋肉が硬くなる
✅ 特に手指や膝、肩のこわばりが起こりやすい
血流が悪くなることで、関節や筋肉に十分な酸素や栄養が行き届かなくなり、こわばりが強くなることがあります。
【ストレスや睡眠不足の影響】
✅ ストレスによる交感神経の過活動 → 筋肉の緊張が続く
✅ 睡眠不足で体の回復が追いつかず、関節の違和感が悪化
精神的なストレスも関節のこわばりを悪化させる要因となるため、リラックスすることも大切です。
関節のこわばりを和らげるセルフケア
更年期の関節のこわばりを軽減するためには、日常生活の中でできる簡単なセルフケアを取り入れることが効果的です。
【朝の軽いストレッチでスムーズな動きを】
朝起きたときに関節のこわばりを感じる場合は、簡単なストレッチで関節をゆるめるのが効果的です。
① 手指のストレッチ(手のこわばりが気になる方へ)
- 手を開いたり握ったりをゆっくり10回繰り返す
- 指1本ずつ反らして、手のひらを伸ばす(左右5回ずつ)
→ 朝の手のこわばりを軽減し、動きやすさを取り戻します
② 肩回しエクササイズ(肩のこわばりを感じる方へ)
- 肩に手をのせ、肘で円を描くように前後に回す(各10回)
- 両肩を上げてストンと落とす動作を5回繰り返す
→ 肩甲骨周りの血流が良くなり、肩のこわばりが和らぎます
③ 膝・股関節ストレッチ(下半身のこわばりを感じる方へ)
- 仰向けになり、片膝を抱え込むようにして10秒キープ(左右3回ずつ)
- 椅子に座り、足を伸ばしてつま先を前後に動かす(10回)
→ 膝や股関節の柔軟性が向上し、歩きやすさもアップ
【温めて血流を促進する】
✅ 朝や夜にお風呂で体を温める(38~40℃のぬるめの湯が◎)
✅ ホットタオルやカイロで関節を温める
温めることで血流が良くなり、関節のこわばりが和らぎやすくなります
【食事で関節をサポートする栄養素を摂る】
✅ コラーゲン(軟骨をサポート) → 鶏肉・魚・ゼラチン
✅ ビタミンD(骨の健康を維持) → きのこ・卵・魚
✅ オメガ3脂肪酸(炎症を抑える) → 青魚・ナッツ類
毎日の食事にこれらの食材を取り入れることで、関節の健康を維持しやすくなります
【まとめ】
✅ 更年期の関節のこわばりは、エストロゲンの減少・血流の低下・ストレスが原因
✅ 朝のストレッチで関節をスムーズに動かす
✅ 温める・栄養を意識することで、関節の状態を整える
✅ 鍼灸整骨院での施術で、より効果的にこわばりを軽減できる
「最近、関節がこわばって動きにくい…」と感じる方は、
姫路市の鍼灸整骨院一心堂にご相談ください!