
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「マッサージに行ってもすぐに戻る…」
「背中が常に重だるくて、スッキリしない…」
「背中の奥のほうが張っている感じがするけど、うまく取れない…」
そんな“背中のハリ”にお悩みではありませんか?
表面の筋肉を揉みほぐすだけでは改善しにくいこの不快感。実は、深層筋(インナーマッスル)の緊張や関節の動きの悪さが原因になっていることがあります。
今回は、なかなか取れない背中のハリの原因と、その改善のためのケア方法をわかりやすくご紹介します。
背中のハリが慢性化する原因とは?
【浅い筋肉よりも「深層筋」が関係している】
背中には、表層筋(僧帽筋など)と深層筋(脊柱起立筋、多裂筋など)があります。
日常生活の姿勢不良や同じ動作の繰り返しによって、深層筋に疲労や緊張が溜まり、慢性的なハリを生むことがあります。
表面の筋肉だけを揉んでも、すぐに元に戻るようなハリは、この「深層筋」が関係していることが多いのです。
【関節の動きの悪さも影響】
深層筋は、背骨の小さな関節(椎間関節)や肋椎関節に密接につながっています。
こうした関節に引っ掛かり(関節機能異常)があると、周囲の筋肉が無意識に緊張し続けてしまい、ハリが抜けにくくなるのです。
【 姿勢のクセと筋力低下】
長時間のデスクワークやスマホ操作、運動不足による筋力低下も、背中のハリの大きな原因になります。特に猫背や前傾姿勢は、背中の筋肉を常に引っ張る状態にしてしまいます。
深層筋に届くケアで奥のハリを解消するには?
【 関節機能の調整で緊張の元を断つ】
姫路市の「鍼灸整骨院一心堂」では、関節運動学に基づいた手技「SCJM法」を用いて、関節包内の引っ掛かり(ロッキング)をやさしく調整します。
この施術によって、
- 背骨や肋椎関節の動きがスムーズに
- 関節周囲の筋肉の過緊張が緩和
- 放散痛や関連痛が軽減し、背中のハリがスッと抜けていく
といった効果が期待できます。
【 鍼灸で自律神経と筋肉を整える】
慢性的なハリには、自律神経のアンバランスも関係しています。
当院では、鍼灸によるツボ刺激で副交感神経を活性化させ、筋肉の緊張や血流の改善をサポートします。
特に有効なツボとしては、
- 肩外兪(けんがいゆ):肩甲骨外側の筋緊張をゆるめる
- 膏肓(こうこう):背中の奥のコリにアプローチ
などを状況に応じて活用します。
自宅でできる背中のハリ予防ケア
【壁ストレッチで姿勢リセット】
壁に背をつけて立ち、後頭部・肩・お尻・かかとを壁につける姿勢を意識するだけでも、背筋が自然に伸びて深層筋がほぐれやすくなります。
【肋骨呼吸で背中を動かす】
鼻からゆっくり吸って、肋骨を横に広げるように意識。
口から長く吐くときは、肋骨が戻るのを感じましょう。
これだけで、背中の奥の筋肉がやさしく動かされます。
背中のハリを慢性化させないために
中のハリは、放っておくと頭痛や肩こり、倦怠感など全身の不調につながることもあります。
だからこそ、「疲れてから何とかする」ではなく、日々のケアや定期的な調整がとても大切です。
【まとめ】
「取れない背中のハリ」は、根本からのケアで変わります
- 表面的なマッサージで取れないハリは、深層筋や関節の問題が原因かも
- 関節機能の調整(SCJM法)や鍼灸で、奥から緩めていくケアが有効
- 姿勢や呼吸、日常ストレッチで再発予防ができる
「どこに行ってもすぐ戻る…」そんな背中のハリにお悩みの方は、
姫路市の鍼灸整骨院一心堂へぜひご相談ください。