
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「朝起きると、腰が重い…」
「布団から起き上がるときに、なんとなく腰に違和感がある」
「腰をかばいながら起きるクセがついてしまった…」
このようなお悩み、実は多くの方が抱えている“朝限定の腰のだるさ”。
睡眠中は動きが少なく、関節や筋肉が硬くなりやすいため、目覚めた直後の動作が腰にとっては大きな負担になることがあります。
今回は、「朝の腰のだるさ」を予防するための体の使い方とケア方法について、姫路市の鍼灸整骨院一心堂がご紹介します。
朝に腰がだるくなる理由
【 寝ている間の「関節と筋肉の硬直」】
就寝中、特に睡眠の深い時間帯には筋肉の活動が低下し、関節の動きも止まった状態になります。そのため、朝起きた直後は身体がこわばりやすく、腰も例外ではありません。
【布団での姿勢と寝返りの少なさ】
長時間同じ姿勢が続くと、関節包や靭帯、筋膜がじわじわと引き伸ばされることがあり、関節に軽い引っ掛かり(関節機能異常)が生じることも。これが、起床時の腰の重だるさや可動域の制限感につながります。
1-3. 自律神経の切り替えが不十分なまま動き出してしまう
朝は交感神経と副交感神経の切り替わりの時間帯。目覚めた直後に急に起き上がると、神経と筋肉の連携がスムーズに働かず、腰に不意の力がかかってしまうことがあります。
布団からスムーズに起き上がるためのコツ
【起き上がる前の“寝たままほぐし】
いきなり起き上がるのではなく、布団の中で以下のような簡単な動きを取り入れてみましょう。
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膝を立てて左右に倒す:腰と骨盤周囲をやさしく揺らして関節と筋肉をゆるめる
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足首を動かす・手足を軽く振る:血流が促され、全身が目覚めやすくなる
【正しい起き上がり方】
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仰向けから横向きになる
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両腕で体を支えながら、手と肘の力を使って上体を起こす
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最後に脚をゆっくりベッドの外に下ろす
→ いきなり腹筋で起き上がらず、“横向き→手で支える”を意識するだけで腰への負担は大幅に減ります。
鍼灸整骨院一心堂でのサポート
姫路市にある鍼灸整骨院一心堂では、朝の腰の重さやだるさに対して、以下のような施術を行っています。
【関節機能の改善:SCJM法】
腰部の関節に引っ掛かり(ロッキング)がある場合、関節運動学に基づいた手技「SCJM法」を用いて、関節包内の動きを直接調整します。これにより、
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関節周囲の筋緊張の緩和
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放散痛や可動域制限の改善
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朝のこわばりや動き出しの重さの軽減
といった効果が期待できます。
【鍼灸による血流と自律神経の調整】
夜間の冷えや、交感神経が過敏になっている状態には、ツボ刺激による鍼灸施術が有効です。特に
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命門(めいもん)
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腎兪(じんゆ)
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志室(ししつ)
など、腰の奥にアプローチするツボを中心に施術を行います。
日常でできる予防習慣
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寝る前に軽いストレッチや腹式呼吸を行い、体をゆるめてから眠る
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寝具の見直し(柔らかすぎるマットレスはNG)
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就寝・起床時間を一定にし、生活リズムを整える
ちょっとした意識の積み重ねが、朝のスッキリ感につながります。
【まとめ】
「朝の腰のだるさ」には、体の使い方と整え方がカギ
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朝の腰のだるさは、関節・筋肉の硬直や神経の切り替えが原因
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正しい起き方や、寝起きの簡単なほぐしで腰の負担を軽減
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慢性的な症状は、関節機能や自律神経のバランスを整えることで改善へ
「朝がツラい」「起き上がるのがしんどい」
そんなお悩みを感じたら、姫路市の鍼灸整骨院一心堂までお気軽にご相談ください。