
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「歩くたびに膝がポキポキ鳴るんですけど…」
「痛みはないけど、音が気になって気持ち悪い」
「これって将来、膝を悪くするサインなのかな?」
患者さまからよくいただくご相談のひとつが、「膝の音」。特に歩くときや階段の上り下りで、「ポキッ」「パキッ」という音がすると不安になりますよね。
今回は、膝の関節で鳴る音の正体と、放っておいて良い音と注意が必要な音の違い、そして一心堂で行っている施術のアプローチについてご紹介します。
膝の「ポキポキ音」の正体とは?
まず大前提として、関節が鳴る音=すぐに病気ではないということを知っておいてください。では、その音の原因は何なのか?代表的なものは以下の3つです。
【ガスの弾ける音(キャビテーション)】
関節の中には滑液という潤滑液があり、その中に気泡(窒素など)が生じることがあります。この気泡が弾けると「ポキッ」と音が鳴る現象が起きます。
痛みがない場合は、基本的に心配ありません。
【靭帯や腱のひっかかり】
膝を動かすときに、筋や腱が骨に引っかかって「弾く」ような音を出すことがあります。これも痛みがなければ問題のないケースが多いですが、繰り返す場合や違和感がある場合は要注意です。
【関節の引っ掛かり(関節機能異常)】
関節包や軟部組織に軽微なひっかかりが起きると、「動かすたびにポキポキ」という音や引っかかり感が出ることがあります。
※この場合、動きにくさや、疲れやすさ、だるさ、痛みを伴うことが多く、関節機能の改善が必要になります。
注意すべき膝の音とは?
膝の音がすべて問題ではありませんが、以下のような症状が同時にある場合は要注意です。
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音とともに膝に痛みがある
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動作のたびに引っかかるような違和感がある
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音がする側の膝だけ疲れやすい、腫れる
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年齢とともに音が増えてきて、動きが悪くなった
→ このようなケースでは、関節の動きの制限や変形性の兆候が隠れている可能性も。早めのケアが将来の予防につながります。
鍼灸整骨院一心堂での対応
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、「ポキポキ音+違和感・疲れ・痛み」に対して、以下のような方法でアプローチしています。
● 関節機能異常に対する「SCJM法」
関節の動きにロッキング(引っかかり)がある場合、関節運動学に基づいた手技「SCJM法」を用いて、直接関節離解と微圧整復によって関節の機能を改善します。
これにより、
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ポキポキ音の原因となる関節の引っかかりを解消
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周囲の筋緊張や放散痛の改善
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歩行時の違和感や可動域の制限を軽減
などが期待できます。
● 鍼灸でのサポート
関節の動きに関わる筋の緊張や血流不足がある場合は、鍼灸によって血行を改善し、回復力を高めるアプローチを行います。膝周辺のツボ刺激によって、よりスムーズな動きをサポートします。
日常生活でできる予防
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正しい歩き方を意識する(膝が内側に入らないように)
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靴のクッション性をチェック(かかとに負担がかからない靴を選ぶ)
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膝周りの軽いストレッチや筋トレを習慣に
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長時間座った後は、ゆっくり立ち上がって膝をほぐす
無理なく、日々の中で膝をいたわることが大切です。
【まとめ】
音がするだけでも、体からの小さなサインかも?
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痛みのないポキポキ音は大きな問題ではない場合が多い
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ただし、音+痛みや違和感がある場合は注意が必要
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関節機能の調整やツボ刺激で、膝の状態を整えることができる
「最近、膝の音が気になってきた…」「階段を降りるときにカクッとする…」
そんな方は、姫路市の鍼灸整骨院一心堂までお気軽にご相談ください。