
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「なんだか息が浅い気がする…」
「大きく吸おうとしても、胸が広がらない感じがする…」
「ストレスが続くと、呼吸がしづらい」
そんなお悩みを感じている方、実は少なくありません。
意識していなくても、呼吸の浅さは“体のこわばり”や“自律神経の乱れ”と深く関係していることがあるんです。
今回は、呼吸が浅くなる原因と、その改善につながるケアについてお伝えします。
なぜ呼吸が浅くなるのか?原因を知ろう
【胸郭や肋椎関節の動きが悪い】
呼吸をするたびに、肋骨や背中の関節(肋椎関節)が広がったり戻ったりします。
ところが、これらの関節の動きが硬くなっていると、肺を広げるスペースが確保できず、呼吸が浅くなる原因になります。
【肩や首の緊張】
デスクワークやスマホ操作が続くと、前かがみの姿勢が習慣化し、肩周りの筋肉が緊張状態に。
呼吸に関わる筋肉(横隔膜や肋間筋)にも影響を与え、深呼吸がしづらくなることがあります。
【自律神経の乱れ】
不安やストレスが続くと、交感神経が優位になり、浅く早い呼吸が習慣になってしまうことも。
これは悪循環で、呼吸が浅いことで体がリラックスできず、さらに自律神経が乱れやすくなるのです。
呼吸を楽にするいは「体のこわばり」と「神経バランス」へのアプローチが鍵
呼吸を深くしたいとき、「胸いっぱい吸おう」と無理に頑張っても、実はあまりうまくいきません。
大切なのは、「呼吸の邪魔をしている要因を減らすこと」。
【体のこわばりをほぐす】
背中・肩・肋骨・肋椎関節など、呼吸に関係する部位の動きを改善することで、呼吸が自然に深くなります。
【自律神経を整える】
副交感神経が優位になることで、体がリラックスし、呼吸が深まりやすくなります。
過緊張が取れると、自然と呼吸も整ってくることが多いのです。
鍼灸整骨院一心堂のアプローチ
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、「呼吸が浅い」と感じている方に対して、体の構造と自律神経の両面からアプローチします。
【関節運動学に基づいた手技「SCJM法」】
特に、肋椎関節の引っ掛かり(関節機能異常)を見極め、
“直接関節離解と微圧整復”によりロッキングを外すことで、胸郭の動きがスムーズになり、呼吸が自然と深まるよう導きます。
【 鍼灸によるツボ刺激】
呼吸や自律神経に関連するツボ(膻中・神門・肝兪など)を刺激し、
リラックス状態を作りながら、深い呼吸ができる体へと整えていきます。
ご自宅でできるセルフケア
【 脇腹に手を当てて呼吸を感じる練習】
鼻から息を吸いながら、肋骨を横に広げるように。
手のひらで「肋骨が動いているな」と感じられるくらい、ゆっくり吸って吐きましょう。
【 胸を開くストレッチ】
両手を背中で組んで、ゆっくり肩甲骨を寄せるように胸を開きます。
肋骨の動きが出やすくなり、呼吸もしやすくなります。
【まとめ】
「深く息が吸えるだけで、こんなにラクなんだ」と感じる体へ
呼吸が浅いと、疲れやすくなったり、寝ても疲れが取れなかったり…
気づかないうちに、体と心に大きな影響を及ぼしています。
もし「呼吸が浅くてつらいな」「ストレスで息がつまる感じがする」
そんな風に思っていたら、体の動きと神経のバランスを見直すタイミングかもしれません。
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、あなたの呼吸がラクになるためのサポートを行っています。
心も体も軽くなる呼吸、取り戻しませんか?