
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「右肩だけがいつもこる…」
「左脚だけ疲れやすくて重だるい…」
「靴のすり減り方が左右で全然違う」
そんな“片側だけの疲れ”に心当たりはありませんか?
実はこれ、体の左右バランスが崩れているサインかもしれません。
今回は、左右バランスの乱れが体に与える影響と、その整え方についてご紹介します。
左右どちらかが疲れるのはなぜ?
人間の体は本来、左右対称ではありません。
利き手・利き足・日常のクセ…そうした偏りが少しずつ蓄積され、体に偏った負担がかかる状態になります。
1-1. 日常の動作にひそむ「偏り」
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カバンをいつも同じ側に持つ
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足を組むときに決まって片側
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片側に重心をかけて立つクセがある
こうした日常動作が続くと、片側の筋肉や関節だけが緊張しやすくなり、疲れや不調が偏って出ることがあります。
バランスの乱れが引き起こす体のトラブル
【 肩こり・腰痛・股関節痛などの慢性化】
左右の筋肉バランスが崩れることで、片方の関節や筋肉だけに無理がかかるようになります。
これが蓄積すると、慢性的な痛みや可動域の制限へつながります。
【 歩き方や姿勢のゆがみ】
左右バランスが崩れていると、骨盤や背骨の角度も偏りやすくなり、歩き方や姿勢にクセが出ます。
見た目の印象にも影響するだけでなく、疲れやすさの原因にも。
鍼灸整骨院一心堂が行うバランス調整の施術
左右どちらかに疲れが集中する場合、関節や筋肉の「動きの左右差」が原因になっていることがあります。
当院では、以下の方法でバランス調整を行っています。
【 SCJM法(関節運動学に基づいた手技)】
関節の引っ掛かり(関節機能異常)を“直接関節離解と微圧整復”によって調整し、
左右の動きのアンバランスを整えることで、筋肉の使い方にも均等性が生まれます。
※特に仙腸関節や肋椎関節といった体幹に関わる関節の調整は、左右バランスを整える上で非常に重要です。
【ツボ刺激・鍼灸による筋肉の緊張緩和】
過度に使われている側の筋肉は常に緊張状態。鍼灸で血流を改善し、筋緊張を緩和することで、回復しやすい状態を作っていきます。
ご自宅でも意識したいセルフケア
【両側を均等に使う意識を持つ】
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カバンを左右交互に持つ
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足を組まない
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左右均等に立つ・座る意識をもつ
【 骨盤のバランスを整えるストレッチ】
仰向けに寝て両膝を立て、左右にゆっくり倒す運動を1日10回。
骨盤周りの緊張をリセットしやすくなります。
【まとめ】
「片側だけ疲れる」は体のサインかも?
片方の肩だけがこる、足だけが重い…
そうしたサインは、体が「バランスが崩れていますよ」と教えてくれている証拠かもしれません。
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、関節機能を見極めながら、左右のバランスを整える施術とセルフケア指導を行っています。
「なんとなく、いつも同じ側が疲れるな…」と感じている方、
ぜひ一度ご相談ください。体全体のバランスを整え、疲れにくい体へ導いていきます。