
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「座っているときは何ともないのに、立ち上がる瞬間にズキッと腰が痛む」
「車の運転後、降りるときに腰が固まって動かない」
「最初の一歩がつらい…」
こういった“動き出しの腰痛”に心当たりはありませんか?
この症状、実は**「関節の動きが鈍っているサイン」**かもしれません。
今回は、イスから立ち上がるときの腰痛の原因と、
それに対するアプローチをご紹介します。
なぜ「立ち上がり」で腰が痛むのか?
立ち上がるときに腰が痛むのは、動き出しで関節に一時的な負担が集中するためです。
特に、次のような状態があると痛みが起こりやすくなります。
【仙腸関節や股関節の動きが悪い】
長時間座った後は、骨盤まわりの関節や筋肉が一時的に固まりやすい状態になります。
このとき、仙腸関節や股関節に、関節機能異常(引っ掛かり)があると、
立ち上がる際にうまく動きが連動せず、腰に負担が集中しやすくなります。
【姿勢のクセによる慢性的な負荷】
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猫背で座っている
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足を組む習慣がある
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片側に体重をかけがち
こうした姿勢のクセは、腰回りの筋肉や関節にアンバランスな負担をかけ、
“ちょっとした動作”で痛みが出る原因になります。
放っておくとどうなる?
「立ち上がりだけだから」と軽く見ていると、
次第に以下のような症状に進行する可能性があります。
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歩き始めにも痛む
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前かがみ・靴下を履く動作がつらくなる
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腰だけでなく、お尻・太ももにまで痛みが広がる
いわゆる「慢性腰痛」や「坐骨神経痛」の前段階として、
“動作時の違和感”は見逃せないサインです。
一心堂で行う施術
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、
このような“動き始めに感じる痛み”に対し、関節の引っ掛かり(ロッキング)を整える施術を行っています。
【SCJM法(関節運動学に基づいた手技)とは?】
関節の中でスムーズに動くはずの「関節包内運動」が、
わずかな引っ掛かりやズレによって妨げられることがあります。
SCJM法では、仙腸関節や股関節、腰椎といった痛みの起点となる関節を、
直接関節離解と微圧整復によって調整し、本来の動きを取り戻す施術法です。
●こんな変化が期待できます
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「立ち上がるときの痛みがスッと抜けた」
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「腰が軽く感じる」
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「歩き出しが楽になった」
SCJM法は、触れる程度の優しい力で行うため、ご年配の方でも安心して受けていただけます。
【鍼灸による筋緊張と血流の調整】
関節調整とあわせて、腰部・殿部まわりのツボ(委中・腎兪・大腸兪など)を使った鍼灸施術を行うことで、
筋肉のこわばりを和らげ、血流や神経の通りもスムーズにしていきます。
ご自宅でできるセルフケア
【 ゆっくりと骨盤を動かすエクササイズ】
仰向けに寝て、膝を立てた状態で骨盤を前後にゆっくり動かすだけでも、
腰回りの関節と筋肉がゆるみ、動き出しの痛みを緩和しやすくなります。
【座りすぎない・座りっぱなしを避ける】
1時間に1回は立ち上がって背筋を伸ばすなど、こまめな体の切り替えが大切です。
【まとめ】
「立ち上がるときの腰痛」は、体のサインです
「ちょっと立ち上がるだけで腰が痛む」
その痛みは、体が「動きの鈍さ」を知らせてくれているサインかもしれません。
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、
その痛みの裏にある関節機能の異常や動作バランスの乱れを根本から整える施術を行っています。
「最近、腰に違和感がある」「立ち上がりのたびに不安がある」
そんな方は、早めのケアで元気な毎日を取り戻しましょう。