
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「パソコン作業中、気づくと息が浅くなっている…」
「午後になるとぼーっとして集中できない」
「呼吸がうまくできていない気がする」
そんなお悩みを感じたことはありませんか?
実はこれ、姿勢の乱れや胸郭の動きの悪さが関係している可能性があります。
今回は、デスクワーク中の浅い呼吸が招く不調と、その改善方法についてお伝えします。
呼吸が浅くなる理由
【長時間の前かがみ姿勢】
デスクワークでは背中が丸くなりがち。
この姿勢が続くと、胸が閉じてしまい、肋骨の動きが小さくなって呼吸が浅くなります。
【肩や首まわりの筋緊張】
前傾姿勢が続くと、肩甲骨周辺や首の筋肉が緊張し、横隔膜や肋間筋の動きも制限されがち。
その結果、深く吸い込めず「浅い呼吸」がクセになっていきます。
【呼吸が浅いことで起こる影響】
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脳への酸素供給が減少し、集中力や判断力が低下
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自律神経のバランスが乱れ、疲れやすさやイライラが出やすくなる
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血流やリンパの流れも滞り、肩こり・頭痛の原因に
つまり、呼吸が浅くなることで**“集中できない・疲れやすい”悪循環**が生まれるのです。
胸郭と姿勢を見直すことで呼吸は変わる
【胸郭=呼吸のための“カゴ”】
肋骨と背骨で構成される「胸郭」は、呼吸のたびに膨らんだり縮んだりします。
しかし、背中が丸くなった姿勢ではこの動きが制限されてしまうため、“しっかり息が吸えない”状態に。
【正しい姿勢で横隔膜が使えるように】
背筋を自然に伸ばし、骨盤を立てることで、
肺の下にある横隔膜がスムーズに上下し、呼吸が深く安定しやすくなります。
鍼灸整骨院一心堂でできるサポート
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、呼吸と姿勢に関係する体の動きに着目し、
次のような施術を行っています。
【SCJM法で肋椎関節や胸椎の引っ掛かりを調整】
呼吸に直接関わる肋椎関節や背骨の動きに制限があると、
深い呼吸がしにくくなります。
SCJM法では、これらの関節機能異常(ロッキング)を解除し、胸郭の拡がりやすさを回復します。
【鍼灸で呼吸を助けるツボを刺激】
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【膻中(だんちゅう)】
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【尺沢(しゃくたく)】
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【肺兪(はいゆ)】
などを使って、胸部の緊張をやわらげ、呼吸を深く安定させるサポートを行います。
副交感神経にも働きかけるため、集中力やリラックス効果も期待できます。
ご自宅や職場でできる簡単な対策
【胸を開くストレッチ(1分)】
椅子に座ったまま、手を後ろで組んで胸を開き、ゆっくり深呼吸。
→ 胸郭が広がり、呼吸が深くなります。
【姿勢を整える座り方】
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骨盤を立てて座る
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モニターは目線の高さに
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足裏はしっかり床に着ける
この3点を意識するだけで、自然と呼吸が整いやすくなります。
【まとめ】
深い呼吸が集中力を引き出す
「午後になるとぼーっとする」
「頭がスッキリしない」
「作業効率が上がらない」
そんなときは、呼吸の浅さと姿勢の乱れが隠れた原因かもしれません。
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、
関節の動き・呼吸の深さ・姿勢のクセまで含めたアプローチで、
日常の疲れにくい体づくりをサポートしています。
「深く呼吸したいのに苦しい」
「集中が続かない」
と感じている方は、お気軽にご相談ください!