
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ。
「階段の途中で膝が重だるくなる…」
「上るときに太ももに力が入らず、つい手すりを使ってしまう」
「降りるときに膝がガクンと抜けそうになる」
こうしたお悩み、膝だけの問題だと思っていませんか?
実は、股関節や体幹の機能低下が原因で、膝に必要以上の負担がかかっているケースも少なくありません。
今回は、階段動作の中での全身の連動性と、それを支える体幹・股関節の役割についてお話しします。
階段がつらい=膝が悪い? それだけじゃありません
階段の上り下りは、日常動作の中でも意外と負荷の大きい動き。
体重の3~5倍ほどの力が膝にかかると言われており、それを吸収・分散できる身体の使い方ができているかがカギになります。
【股関節が硬い・動きが悪いと…】
股関節がうまく動かないと、
脚を持ち上げる動作や降ろすときの“支え”ができず、膝への負担が倍増します。
特に、股関節の屈曲や外旋の制限があると、太ももや膝ばかりで頑張る動きになりがちです。
【体幹が安定していないと…】
体幹(特に骨盤まわり)の安定性が低いと、階段動作中にバランスを取るために膝が余計な動きを強いられ、
「ガクッとくる」「膝の内側が痛い」といった症状にもつながります。
一心堂でのアプローチ|関節と体幹の調和を取り戻す
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、膝だけを見て終わらせず、
その原因となる股関節・骨盤・体幹の機能まで視野に入れた施術を行っています。
【SCJM法で股関節・骨盤・仙腸関節を調整】
SCJM法では、関節の引っ掛かり(関節機能異常)を運動学的に捉え、
股関節・骨盤周囲の関節を中心に微細な調整を行うことで、階段動作に必要なスムーズな動きが戻りやすくなります。
膝の負担を減らす連動性を作る
「股関節が開く・体幹が安定する・膝が自然に曲がる」という、
理想的な運動連鎖(キネティックチェーン)を回復するための調整とアドバイスをセットで提供します。
【鍼灸で筋緊張のリセット&血流促進】
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【環跳(かんちょう)】(股関節周囲)
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【梁丘(りょうきゅう)】(太もも外側)
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【足三里(あしさんり)】(膝下)
これらのツボを活用しながら、
緊張しすぎている筋肉をゆるめ、バランスよく筋力を発揮できる体へと整えていきます。
自宅でできる階段対策のセルフケア
✅ 股関節まわりのストレッチ
・仰向けで片膝を胸に引き寄せ、深呼吸しながら30秒キープ(左右)
→ 股関節の屈曲制限を予防・改善
✅ 骨盤の傾きを整えるエクササイズ
・椅子に浅く腰掛けて骨盤を前後にゆっくり倒す(10往復)
→ 骨盤と腰まわりの連動性が高まり、体幹の安定性が向上します。
✅ 登りで太ももに頼りすぎない意識づけ
・「股関節から持ち上げるイメージ」で階段を上る
→ 膝にかかる負荷を自然に分散できます。
【 まとめ】
膝が悪いと思い込む前に
「階段がつらいから、年齢のせい」「膝が悪いに違いない」
そう決めつける前に、体全体の使い方やバランスに目を向けてみることが大切です。
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、
膝の痛みだけにとどまらず、本来の動きを取り戻すための全身調整を行っています。
「最近階段がおっくうに感じる」
「降りるときに不安定で怖い」
そんな方は、ぜひ早めにご相談ください。