
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ
「姿勢を正しているのに、肩こりがまったく良くならない」
「背筋を伸ばすと余計に疲れてしまう」
そんなお悩み、ありませんか?
猫背を直す努力をしても、なかなか肩が軽くならない場合、もしかすると【肋椎関節(ろくついかんせつ)】の動きが関係しているかもしれません。
肩こりと猫背の関係だけじゃない?
猫背は、肩こりや首の緊張と深く関わっています。
ただし、「姿勢」だけを意識しても根本的な解決にはならないケースも多いのが実情です。
その一因として見落とされがちなのが、「肋椎関節」の可動性です。
肋椎関節ってどこ?
肋椎関節とは、背骨(胸椎)と肋骨がつながる関節のこと。
肋骨は呼吸と連動して前後・上下に動きますが、この動きが硬くなると、背中や肩周辺の筋肉が常に緊張状態になりやすくなります。
その結果…
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肩や首がこわばる
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背中が張る
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姿勢を保つのがつらい
といった症状につながることもあります。
なぜ肋椎関節が硬くなるの?
肋椎関節の動きが悪くなる原因には、以下のようなものが考えられます:
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デスクワークやスマホでの前かがみ姿勢のクセ
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浅い呼吸が続くことでの胸郭の硬化
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運動不足や加齢による関節可動域の減少
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ストレスによる呼吸の乱れ
特に胸郭が硬くなると呼吸が浅くなり、自律神経の乱れにも影響を及ぼすため、疲労感や不調を感じやすくなることもあります。
肋椎関節のケアで変わること
肋椎関節の可動性が回復してくると、
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肩や背中の筋肉が緩みやすくなる
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呼吸が深くなる
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無理のない自然な姿勢がとりやすくなる
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全身の緊張が抜けやすくなる
といった変化が期待できます。
つまり、「猫背を治したのにスッキリしない…」という方にとって、見落としがちなポイントが肋椎関節なのです。
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では
当院では、肩や背中の不調に対し、肋椎関節の動きにも注目した施術を行っています。
◉ SCJM法による関節機能の調整
関節運動学に基づいた手技「SCJM法」で、肋椎関節の引っ掛かり(ロッキング)を丁寧に解除。
動きが回復することで、肩や背中の筋緊張が自然にほぐれやすくなります。
◉ 鍼灸施術で深部の緊張をゆるめる
呼吸をサポートする筋肉や背中のツボにアプローチし、深いリラックスと血流の改善を促します。
自分では気づきにくい「隠れた原因」
猫背や肩こりは、見た目の姿勢だけではなく、「どの関節がスムーズに動いていないのか?」という視点も大切です。
もし、「姿勢を良くしてもつらさが取れない」と感じているなら、肋椎関節の可動性を見直してみる価値があるかもしれません。
【ご相談はお気軽に】
姫路市で肩こり・猫背・背中のハリにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
症状の背後にある「動きの問題」を一緒に見つけ、改善へと導きます。