
姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ
朝の一歩目で足の甲がズキッと…
「ベッドから降りた瞬間に足の甲が痛む」
「歩き出しだけ痛くて、しばらく歩くと楽になる」
こうした“動き出しの痛み”は、日常生活に支障が出るだけでなく、放置すると慢性化することもあります。
特に朝は、睡眠中に足の関節や靭帯、筋肉がこわばっているため、初動時に負担が集中しやすいタイミングです。
足の甲が痛くなる主な原因候補
足の甲の動き出し痛には、いくつかの原因が考えられます。
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関節機能異常(中足骨間関節の初動制限)
関節の奥でスムーズな動きが行われず、荷重の瞬間に痛みや違和感が出ることがあります。 -
足底腱膜炎や腱の炎症
足裏や足の甲を通る腱に炎症があると、初動時に引き伸ばされて痛みが出ます。 -
靴や歩行フォームの影響
硬い靴やサイズが合わない靴、長時間の歩行でアーチが崩れ、甲に負担がかかることがあります。
自宅でできる簡単セルフケア
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足首と足趾の軽い回し運動
椅子に座り、片足を軽く浮かせて足首を小さくゆっくり回します(各方向10回)。 -
足の甲ストレッチ
座ったまま足の指先を軽く床方向へ押し、甲を伸ばします。無理のない範囲で10〜15秒。
※痛みが強くなる場合や腫れ・赤みがある場合は、セルフケアを中止し、医療機関または当院へご相談ください
当院での対応
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、関節運動学に基づく評価で足の甲の関節可動域や初動時の引っかかりを確認します。
必要に応じて、SCJM法で関節包内の動きを穏やかに調整し、再発しにくい状態を目指します。
【まとめ】
朝起きて一歩目で足の甲が痛む場合、その背景には関節や腱、歩行動作の問題が関与していることがあります。
無理のないセルフケアで様子を見つつ、症状が続く場合は専門的な評価を受けることをおすすめします。