姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ
「後ろを振り向いてから歩き出すと、腰が一瞬不安になる」
「向きを変えた直後の一歩目がぎこちない」
「止まっている状態から動くときだけ、腰が怖い」
こんな感覚はありませんか?
この動作は、日常ではとても多いにもかかわらず、腰に負担が集まりやすい“複合動作” のひとつです。
“振り返って一歩出る”動作とは
この動作では、
体をひねる(回旋)
↓
重心を移動させる
↓
一歩踏み出す
という流れが、
ほぼ連続して行われます。
つまり、
・回る
・切り替える
・動き出す
が一瞬で重なる動作です。
なぜこの動作で腰が不安になるのか
① 胸椎が回らず、腰で向きを変えている
振り向き動作の主役は 胸椎 です。
しかし、背中の動きが小さい上半身をまとめて回そうとする場合、腰が代わりに回旋を引き受けます。
この状態で一歩踏み出すと、腰に急な負担がかかり、不安や引っかかりを感じやすくなります。
② 仙腸関節が“切り替えの土台”になれていない
振り向いてから歩き出す場面では、
骨盤が
回る
↓
安定する
↓
体重を乗せる
という切り替えを行います。
このとき 仙腸関節 の働きが弱いと、動きが分断される腰だけが先に反応するといった状態になりやすくなります。
③ 一歩目を腰で出そうとしている
本来、歩き出しの一歩目は 股関節が主役 です。
しかし、体重を預ける感覚が弱い一歩を腰から出そうとすると、腰に頼った動きになり、不安定感が出やすくなります。
放っておくとどうなる?
この状態を放置すると、振り向く動作を避ける動きがどんどん慎重になる腰を固めたまま生活する
といった変化が起こります。
やがて、動き出しでの腰痛ひねり+歩行の不安慢性的な腰の張りにつながることもあります。
自宅でできるセルフチェック・ケア
● 振り向く前に、胸を軽く左右に向ける
→ 背中が動いているか確認。
● 一歩目を出す前に骨盤を小さく揺らす
→ 切り替えがスムーズになります。
● 動き出す前に一度息を吐く
→ 防御反応による力みを和らげます。
※ 痛みが出る場合は無理をしないでください。
当院での対応
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、「振り返って一歩踏み出すと腰が不安」という方に対して、
胸椎・仙腸関節・股関節の連動向きを変える動作と歩行のつながり腰が支点になっていないかを評価します。
SCJM法で、本来支点として働くべき関節の微細な動きを整え、振り向きから一歩目までを腰に頼らずつなげられる状態を目指します。
必要に応じて鍼灸を併用し、動作切り替え時の防御反応を和らげます。
【まとめ】
振り返って一歩踏み出すときに腰が不安になるのは、胸椎が回れていない骨盤の切り替えがうまくいっていない
一歩目を腰で出しているといった 動作の連動の乱れ が関係していることがあります。
「何となく怖い」その感覚は、体が出している大切なサイン です。
腰そのものではなく、向きを変えて動き出す流れ を見直すことが、不調を防ぐ第一歩になります。