姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ
「服に腕を通すとき、肩がスッと動かない」
「途中で一瞬止まる感じがする」
「痛いほどではないけど、引っかかる」
こんな違和感はありませんか?
この症状、洗濯物を干す・腕を上げるといった動作とは少し違い、“腕を体の前後に通す動作”で出やすい のが特徴です。
着替えの動作で何が起きているか
服を着替えるとき、肩では
腕を前に出す
↓
肩関節が回旋する
↓
肩甲骨がわずかに動く
という連動が起こります。
この動きがスムーズであれば、特に意識せず服に腕を通せます。
しかし、
・途中で止まる
・一度力を抜いてやり直す
・肩に注意が向く
場合、動きの連動がどこかで途切れている可能性があります。
なぜ着替えのときに引っかかるのか
① 肩関節が“単独で動かされている”
本来、着替えの動作では肩関節だけでなく肩甲骨も一緒に動きます。
しかし、肩甲骨の動きが小さい体幹が固まっている
状態では、肩関節だけで動こうとし、途中でブレーキがかかります。
② 動きの方向が合わず、一瞬止まる
着替えでは、前から後ろ内から外といった複雑な動きが混ざります。
このとき、肩の中で回旋がうまく切り替わらないと、「引っかかる」「通らない」という感覚が出やすくなります。
③ 防御反応で動きを小さくしている
過去に肩を痛めた経験があると、体は無意識に「この方向は危ないかも」と判断し、動きを制限します。
この防御反応が、痛みがなくても引っかかり感として現れることがあります。
放っておくとどうなる?
この状態を放置すると、着替え動作を避ける肩をかばうクセがつく他の動作でも違和感が出るといった変化が起こりやすくなります。
やがて、肩の動く範囲が狭くなる動作全体が慎重になるといった状態につながることもあります。
自宅でできるセルフチェック・ケア
● 着替え前に肩をすくめてストンと落とす
→ 力みをリセット。
● 肩だけでなく、背中も一緒に動かす意識
→ 肩甲骨の動きを確認。
● 動作前に一度息を吐く
→ 防御反応による緊張を和らげます。
※ 痛みが強い場合は無理をしないでください。
当院での対応
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、「着替えのときに肩が引っかかる」という方に対して、
肩関節だけでなく肩甲骨・胸郭・体幹との連動を評価します。
SCJM法で、肩を動かす際に支点となる関節の微細な動きを整え、引っかからずに腕を通せる状態を目指します。
必要に応じて鍼灸を併用し、防御反応や無意識の緊張を和らげていきます。
【まとめ】
着替えのときに肩が引っかかるのは、肩関節が単独で動かされている動きの切り替えがうまくいっていない
防御反応で動きが制限されているといった 動きの質の問題 が関係していることがあります。
「痛くないから大丈夫」と見過ごさず、腕を通すときの動きの流れに目を向けることが、肩の不調を防ぐ第一歩になります。
※腕を通す瞬間に引っかかる違和感も、
動き出しの一瞬に負担が集中している可能性があります。