姫路市の鍼灸整骨院一心堂のブログにようこそ
「髪を結ぼうと後ろに手を回すと止まる」
「途中まではいくのに、それ以上が動かない」
「痛いというより“固まる”感じがする」
四十肩・五十肩の方に非常に多い訴えです。
日常動作の中でも、“後ろに回す動き”は特に制限が出やすいです。
なぜ後ろに回らないのか
髪を結ぶ動作では、
・肩関節の外旋
・肩関節の外転
・肩甲骨の連動
が同時に必要になります。
四十肩では、関節包が硬くなりやすい方向があり、特に“外旋方向”で制限が出やすいです。
そのため、
✔ 前に上げるのは少しできる
✔ 横もある程度動く
✔ でも後ろに回らない
という状態になります。
「筋肉が弱い」わけではない
この段階で
「筋トレをした方がいい」
「もっとストレッチを」
と言われることがあります。
しかし実際には、関節の動きが物理的に制限されている状態。
無理に引っ張ると、炎症をぶり返したり、痛みが強まることがあります。
実際の臨床で多いこと
確認すると、痛い方向とは別の関節に強い緊張反応が出ていることがあります。
その部分の動きが整うと、無理に伸ばさなくても可動域が変わることがあります。
“引っ張る”よりも“動きを止めている原因を見つける”ことが大切です。
放置するとどうなる?
・エプロンを後ろで結べない
・下着の着脱が困難
・反対側にも負担が出る
生活の不便さが積み重なります。
さらに夜間痛が続く場合は、まだ炎症が残っている可能性もあります。
当院での考え方
姫路市の鍼灸整骨院一心堂では、炎症期か拘縮期かを見極め、関節包内の微細な動きを評価します。
SCJM法では、無理に可動域を広げるのではなく、動きを制限している要素を整えます。
必要に応じて鍼灸を併用し、防御反応による緊張を和らげます。
【まとめ】
髪を結ぶ位置で肩が止まるのは、四十肩の典型的な可動域制限のひとつです。
筋力不足ではなく、関節の動きそのものに制限がある場合が多いです。
無理に伸ばすよりも、今どの段階なのかを確認することが大切です。
※四十肩・五十肩は時期によって対応が大きく異なります。